MISC

2020年

Foerster共鳴エネルギー移動の原理に基づく二光子励起光遺伝学操作法の開発

生体の科学
  • 金城智章
  • ,
  • 寺井健太

71
4
開始ページ
364
終了ページ
369
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(公財)金原一郎記念医学医療振興財団

<文献概要>近年,生体イメージング技術の進歩によって,細胞内シグナル伝達を生体内で,高い時空間解像度で観察することが可能になってきた。しかし,観察しているシグナルと,結果として起こる表現型との間の因果関係を証明することは困難であり,摂動を加えて背景に存在する分子的なメカニズムを検証することが求められてきた。光誘導性タンパク質を用いて細胞内シグナル伝達系を光で操作可能な非チャネルロドプシン型の光遺伝学は,そうしたニーズに答える技術として近年急速な発展を遂げている。しかし,これらの系は培養細胞系ではよく使用されているものの,生体内での使用例は非常に少ないのが現状である。本稿では,生体観察に有用な二光子励起顕微鏡のための光遺伝学ツールの開発について紹介する。

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=202002274603932963
URL
https://search.jamas.or.jp/default/link?pub_year=2020&ichushi_jid=J00731&link_issn=&doc_id=20200818230018&doc_link_id=1522825129729221248&url=https%3A%2F%2Fcir.nii.ac.jp%2Fcrid%2F1522825129729221248&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
URL
https://search.jamas.or.jp/default/link?pub_year=2020&ichushi_jid=J00731&link_issn=&doc_id=20200818230018&doc_link_id=10.11477%2Fmf.2425201191&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.11477%2Fmf.2425201191&type=%E5%8C%BB%E6%9B%B8.jp_%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00024_2.gif
ID情報
  • ISSN : 0370-9531
  • eISSN : 1883-5503
  • 医中誌Web ID : 2020374345
  • J-Global ID : 202002274603932963

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