MISC

2017年

細胞多様性解明に資する光技術-見て,動かす II.見えなかったものを視る リン酸化酵素とGタンパク質のFRETバイオセンサー

生体の科学
  • 寺井健太

68
5
開始ページ
450
終了ページ
451
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(公財)金原一郎記念医学医療振興財団

キナーゼやsmall GTPaseの活性は,元来RIや抗体を用いて検出していた。言うまでもなく,固定化された死細胞のため,得られる情報が限られていた。生細胞内における分子活性をリアルタイムで検出する手法は,GFPの変異体とFRET現象を利用して可能になった。これにより,分子活性の細胞内局在,振動や分散,細胞間での伝播が観察できるようになった。同時期に"生命動態"という言葉が誕生し,増殖や分化などの生命現象と,イメージングによって得られた分子動態を結ぶ研究が盛んに行われている。(著者抄録)

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201702248679452044
URL
https://search.jamas.or.jp/default/link?pub_year=2017&ichushi_jid=J00731&link_issn=&doc_id=20171018030038&doc_link_id=10.11477%2Fmf.2425200689&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.11477%2Fmf.2425200689&type=%E5%8C%BB%E6%9B%B8.jp_%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00024_2.gif
ID情報
  • ISSN : 0370-9531
  • eISSN : 1883-5503
  • 医中誌Web ID : 2018017201
  • J-Global ID : 201702248679452044

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