2015年11月25日
管理会計研究における形成型尺度の利用の現状―構成概念の測定モデルの選択―
メルコ管理会計研究
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- 巻
- 8
- 号
- 1
- 開始ページ
- 77
- 終了ページ
- 88
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.14987/mjmar.8.1_77
- 出版者・発行元
- メルコ学術振興財団
本稿は,定量的管理会計研究における構成概念の測定モデルの選択の問題について近年の議論を概説し,管理会計研究において利用されている形成型尺度の例を紹介している。これまでの管理会計研究では多くの構成概念は反映型モデルで測定されており,本来は形成型モデルで測定すべき構成概念も誤って反映型モデルで測定されている。測定モデルの間違いが引き起こす問題は数多く指摘されており,質の高い研究を行ううえでは,構成概念を適切な測定モデルで測定することが重要である。こうした指摘を受けて,近年,管理会計研究においても構成概念の測定モデルを意識した研究がみられるようになった。 本稿では,それらのうち4 本の研究について紹介し,測定モデルの特定にさまざまな方法が用いられていることを示した。
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.14987/mjmar.8.1_77 本文へのリンクあり
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/130005150254
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12323330
- ID情報
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- DOI : 10.14987/mjmar.8.1_77
- ISSN : 1882-7225
- CiNii Articles ID : 130005150254
- CiNii Books ID : AA12323330