MISC

2018年11月

G-CSF産生臀部有棘細胞癌の1例

臨床皮膚科
  • 堀口 亜有未
  • ,
  • 楠葉 展大
  • ,
  • 石田 雄大
  • ,
  • 加来 洋
  • ,
  • 平田 勝啓
  • ,
  • 遠藤 雄一郎
  • ,
  • 大日 輝記
  • ,
  • 椛島 健治

72
12
開始ページ
993
終了ページ
998
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)医学書院

<文献概要>61歳,男性.臀部慢性膿皮症に対し切開術を繰り返していた.初診の1年前から右臀部の皮疹を自覚し,他院生検にて有棘細胞癌と診断され当科を受診した.皮膚腫瘍切除術・右鼠径部リンパ節郭清術,術後放射線照射を行ったが,半年後に肛門右側に再発を認めたため化学療法を導入した.局所再発時から好中球優位な白血球増多と発熱を生じ感染症との鑑別を要した.同時に高カルシウム血症を認めた.血中G-CSF(granulocyte-colony stimulating factor)およびPTHrP(parathyroid hormone-related protein)濃度が高値で,G-CSFの免疫染色で腫瘍細胞が陽性に染まったことから,悪性腫瘍に伴う好中球増多症および高カルシウム血症と考えた.腫瘍は化学療法に抵抗し浸潤・増大を続け,血中G-CSF濃度と白血球数は比例して増加した.有棘細胞癌患者に白血球増多があり感染症が否定的である場合,腫瘍によるG-CSF産生を考える必要がある.

リンク情報
Jamas Url
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2018&ichushi_jid=J01559&link_issn=&doc_id=20181120160015&doc_link_id=40021742972&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F40021742972&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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