小谷英生 (Hideo Kotani) - マイポータル - researchmap

基本情報

所属: 群馬大学准教授

学位: 博士（社会学）(一橋大学)

研究者番号: 80709147
J-GLOBAL ID: 201601015412035470
researchmap会員ID: 7000016218

研究分野

1

人文・社会 / 哲学、倫理学 /

経歴

1

群馬大学共同教育学部, 社会科教育講座

委員歴

4

2019年4月 - 現在

日本カント協会, 委員
2022年4月 - 2024年3月

日本カント協会, 事務局長
2021年4月 - 2023年5月

日本哲学会, 評議員
2017年11月 - 2019年10月

日本カント協会, 日本カント協会編集委員

論文

21

「ローカルな場における正義 ―〈ヘイト〉を超えて多様性と平和を実現するために」

小谷英生

『日本の科学者』 59(4) 11-15 2024年4月
「〈加速〉と〈共鳴〉ーーハルトムート・ローザと実在論」

小谷英生

『唯物論』 (97) 103-118 2023年12月
「クリスティアン・ガルヴェのアリストテレス『政治学』翻訳 ―専制概念に着目して―」

小谷英生

『群馬大学共同教育学部紀要. 人文・社会科学編』 72 57-67 2023年1月
「カントとコモンセンス」

小谷英生

『思想』第1135巻 43-61 2018年10月
「道徳と〈幸福であるに値すること〉」

小谷英生

『現代カント研究』第14巻 86-109 2018年7月査読有り
「政治に対する道徳の優位 ─ いわゆる『嘘論文』におけるカントのコンスタン批判について ─」

小谷英生

『群馬大学教育学部紀要人文・社会科学編』 67 77-86 2018年1月
「啓蒙期ドイツにおける歴史哲学構想」

小谷英生

『唯物論』 (91) 75-90 2017年11月
「1763年度ベルリン・アカデミー懸賞課題に対するメンデルスゾーンとカントの回答」

小谷英生

『群馬大学教育学部紀要人文・社会科学編』 65 55-69 2016年2月
「『判断力批判』の精神と政治哲学の可能性」

小谷英生

『思想』 (1100) 108-115 2015年12月招待有り
「18世紀ドイツにおける2つの理性―〈健全な理性〉と〈推論的理性〉の区別とその優劣をめぐって―」

小谷英生

『唯物論研究年誌』 (20) 213-235 2015年10月査読有り
「カント『世界市民的見地における普遍史のための構想』の思想史的分析 : 〈人間の使命〉論争、メンデルスゾーン、ガルヴェ」

小谷英生

『社会思想史研究』 39 72-91 2015年9月査読有り
「哲学的プロジェクトとしてのドイツ通俗哲学：エルネスティ「通俗的な哲学についての序説」

小谷英生

『一橋大学社会科学古典資料センター年報』 35 3-16 2015年3月査読有り
「アダム・スミス ―ネイション・ステイトの誕生」

小谷英生

『Posse』 23 230-244 2014年6月招待有り
Enlightenment, Education and Academic Institutions: Kant’s Answer to University Social

Kotani Hideo

『ドイツ応用倫理学研究』 4 1-14 2014年2月
「隠された友情 ―『ゲッティンゲン書評』をめぐるカント-ガルヴェ往復書簡について ―」

小谷英生

『群馬大学教育学部紀要人文・社会科学編』 63 55-68 2014年2月査読有り
「3・11と歴史意識の考現学」

小谷英生

『唯物論』 (第86号) 2012年11月
「カントの教育思想 ―学校教育に対する道徳化の役割について―」

小谷英生

『＜教育と社会＞研究』 (第22号) 19-28 2012年11月招待有り
「現代正戦論の非道徳性 ―Ｍ・ウォルツァー批判」

小谷英生

『唯物論』 (第84号) 67-81 2010年11月査読有り
「防衛戦争は是認されうるか ―カントとホッブズをめぐって―」

小谷英生

『唯物論研究年誌』 (第15号) 2010年10月査読有り
「カントの政治概念 ―アーレントおよび理念の『移行理論』を手がかりに―」

小谷英生

『倫理学年報』第59集 145-158 2010年3月査読有り

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MISC

5

「『カントにおける倫理と政治――思考様式・市民社会・共和制』［斎藤卓也著］（晃洋書房、2019年）」(書評）

小谷英生

『ドイツ研究』 (第55号) 65-68 2021年3月
「『共和制の理念イマヌエル・カントと一八世紀末プロイセンの「理論と実践」論争』（法政大学出版局、2018年）」（書評）

小谷英生

『現代カント研究』 (第21号) 131-133 2020年9月
「尾関周二、後藤道夫他編『哲学中辞典』」（書評）

小谷英生

『唯物論』 (第91号) 130-131 2017年11月
「Ｗ．ケアスティング著舟場保之・寺田俊郎監訳『自由の秩序 ―カントの法および国家の哲学』」（書評）

小谷英生

『日本カント研究』 (第15号) 192-196 2014年7月
「木村博編『フィヒテ ―『全知識学の基礎』と政治的なもの―』」（書評）

小谷英生

『唯物論』 (第85号) 123-125 2011年11月

主要な書籍等出版物

14

『歴史を書くとはどういうことか : 初期近代ヨーロッパの歴史叙述』

小谷, 英生, 網谷, 壮介, 飯田, 賢穂, 上村, 剛 (担当:共著, 範囲:「第一章なぜ歴史を語るのかーー物語論、時間地平、時間意識」)

勁草書房 2023年6月 (ISBN: 9784326200658)
『悩めるあなたの道徳教育読本』

神代, 健彦, 藤谷, 秀 (担当:共著, 範囲:「第二部第三幕自己犠牲の道徳論はもうやめよう」)

はるか書房,星雲社(発売) 2019年9月 (ISBN: 9784434265624)

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講演・口頭発表等

26

Sociability and Solitude in the Enlightenment Era: Reading Christian Garve's book, Ueber Gesellschaft und Einsamkeit

Hideo Kotani

International Colloquium: The Enlightenment in the Global World: Morality, History and Political Economy. The Keio Economic Society and the East Asian Intellectual History Network. Mita Campus, Keio University 2025年7月26日
"Christian Garve on Social Observation"

Hideo Kotani

The International Symposium on Intellectual History at Fudan 2025年5月25日招待有り
「カント研究の不穏な未来？近年の研究動向を考える」

小谷英生

カント生誕300年記念パネルシンポジウム 2024年12月21日招待有り
"Kant on the value of happiness: Reconfiguration of the highest good"

Hideo Kotani

Kant's Conference 2024 Taipei: The Contemporary Horizon of Kant’s Ethics (Taiwan) 2024年10月5日招待有り
"Kant's Criticism of German Popular Philosophy as Philosophy of Sensus Communis (die Gesunde Vernunft) in the Critique of Pure Reason"

Hideo Kotani

The 14th International Kant Congress (University of Bonn) 2024年9月9日
"German popular philosophy as a philosophy of Sensus Communis"

Hideo Kotani

16th Congress of the International Society for Eighteenth-Century Studies 2023年7月7日
「『純粋理性批判』におけるカントの通俗哲学批判－〈健全な理性〉概念に着目してー」

小谷英生

カント研究会2023年4月例会 2023年4月30日
「Christian Garveのアリストテレス『政治学』受容－－専制概念に着目して」

小谷英生

社会思想史学会 2021年10月31日
”Commonsense Philosophy and the ‘Dethroning of the Reason’: A Methodological Argument in German Enlightenment between Popular Philosophers and Kant”

The East Asian Intellectual History Network, Toyo University, Japan 2020年11月招待有り
“Why Should We Think Historically in Political Economy? - Rethinking of Gottfried Achenwall's Statistik, Historiography, and Prudence of State”

the International Society for Eighteenth-Century Studies, Edinburgh University, Scotland 2019年7月
「ゴットフリード・アッヘンヴァルの自然法論とStatistik――自然法論と歴史叙述の関係をめぐって――」

日本哲学会第77回大会 2018年5月
「概念によらない合意は可能か？――金慧『カントの政治哲学』に寄せて――」

アーレント研究会春季大会シンポジウム 2018年3月招待有り
「啓蒙・歴史・ネイション――18世紀から見たヘーゲル歴史哲学のプロブレマティーク――」

日本哲学会第76回大会 2017年5月
“On Popular Philosophy in the 18th Century: Conflict of Common Sense against Pure Reason”

, Colloquium: Current Themes in Japanese Kant-Studies in Waseda University, Japan. 2016年9月招待有り
「同時代の論争におけるカント『普遍史の理念』 ―メンデルスゾーン‐アプト論争、そしてＣｈ・ガルヴェ――」

日本哲学会 2013年
「『嘘論文』におけるカントのコンスタン批判」

カント研究会 2013年
『普遍史の理念』の隠された背景――幸福主義道徳批判としての歴史哲学

一橋大学哲学フォーラム 2013年
"Enlightenment, Education and University: Kant’s answer to the University Social Responsibility"

Hitotsubashi International Conference on Philosophy/Social Philosophy/Applied Ethics 2012年招待有り
"Kant’s Idea on Enlightenment and his Estimate of the French Revolution"

International Conference in Hitotsubashi University 2012年
「問題としてのクリスティアン・ガルヴェ ―ドイツ観念論誕生期における社会哲学的な背景をめぐる一考察―」

唯物論研究協会 2012年

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担当経験のある科目(授業)

4

2020年4月 - 現在

「倫理学概論」「倫理学特論」「哲学特講」「倫理学演習」 (群馬大学共同教育学部)
2012年4月 - 2020年3月

「倫理学概論A・B」「哲学概論」「倫理学演習A・B」 (群馬大学教育学部)
2014年4月 - 2016年3月

「倫理学」 (一橋大学社会学部)
2011年4月 - 2013年3月

「哲学」 (千葉商科大学商学部)

共同研究・競争的資金等の研究課題

3

〈社交〉と〈孤独〉は徳を涵養する―ガルヴェ・ニーチェ・アーレント

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2024年4月 - 2028年3月

小谷英生
グローバル市場とナショナリズムの思想史的起源：18世紀歴史叙述の再検討

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2017年4月 - 2020年3月

小谷英生, 淵田仁, 野原慎司, 安藤裕介, 佐藤空
ポスト３・１１的危機からみる〈理性〉〈欲求〉〈市民社会〉の再審

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2013年4月 - 2016年3月

鈴木宗徳, 平子友長, 水野邦彦, 景井充, 橋本直人, 佐山圭司, 田中秀生, 菊谷和宏, 高安啓介, 村田憲郎, 名和賢美, 杉本隆司, 大河内泰樹, 荒川敏彦, 佐々木隆治, 赤石憲昭, 中村美智太郎, 小谷英生, 磯直樹