MISC

2020年9月8日

中長期的な園舎環境の変化が幼児の社会的行動に及ぼす影響

日本心理学会大会発表論文集
  • 大島 みずき

84
開始ページ
PO-041
終了ページ
PO-041
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.4992/pacjpa.84.0_po-041
出版者・発行元
公益社団法人 日本心理学会

【問題と目的】園舎建て替えにより,旧園舎,仮園舎,新園舎と園舎環境が変化した幼稚園において,幼児の社会的行動の変化を3年間にわたり検証した。特に仮園舎時期において,園児の生活が制約されることが考えられたため,そのために幼児の幼稚園における社会的行動に変化が生じることが予測された。

【調査方法】年少・年中・年長の担任保育者に対してクラスの幼児について園舎建て替え前後の3年間(年2回),CBS(中澤・中道,2007)による幼児の社会的行動の評定を求めた。

【結果と考察】CBSについて因子分析(最尤法,バリマックス回転)を行い,5因子(向社会的行動,非社交行動,攻撃行動,過活動,不安怖がり)を抽出した。得られた因子について各年ごとの平均値を算出した。園舎建替の時期による社会的行動の違いについて,各時期(3)×各学年(3)についての分散分析及び,3年間園に在籍した幼児の社会的行動の変容についても縦断的に検討した。その結果,特に「不安怖がり」において,仮園舎時期の年中児の得点が他の時期よりも高いことが示され,すでに1年間を幼稚園で過ごしていた幼児にとっては,仮園舎という環境の制約が行動に影響する可能性が示された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.4992/pacjpa.84.0_po-041
CiNii Research
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390290316514205696?lang=ja
URL
https://search.jamas.or.jp/link/ui/2021019416
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pacjpa/84/0/84_PO-041/_pdf
ID情報
  • DOI : 10.4992/pacjpa.84.0_po-041
  • eISSN : 2433-7609
  • CiNii Articles ID : 130008127157
  • CiNii Research ID : 1390290316514205696

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