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2017年7月

【がん免疫療法-What's now and what's next?-】 (第2章)最近のがん免疫療法開発の臨床的成果と位置づけ がんワクチン CTLとTh細胞を共に活性化できるがんペプチドワクチン療法の開発

遺伝子医学MOOK
  • 平山 真敏
  • ,
  • 西村 泰治

31
開始ページ
110
終了ページ
116
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)メディカルドゥ

より強力な抗腫瘍免疫応答を誘導するためには、CTLのみならず腫瘍特異的なTh細胞の存在が重要であることが知られている。著者等は、cDNAマイクロアレイを用いて、がん細胞に特異的に高発現する新規腫瘍関連抗原(TAA)を同定し、さらにこれらのTAA由来のCTL誘導性ペプチドを用いたがん免疫療法の第2相臨床研究を行った。さらに、より有効ながん抗原ペプチド免疫療法の開発をめざして、著者等はCTLとヘルパーT(Th)細胞を共に活性化できるTAAペプチドの開発を手がけているので、最近の研究成果について紹介する。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 1349-2527
  • 医中誌Web ID : 2018022747

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