講演・口頭発表等

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2019年2月8日

熊本から始まる電気バスが未来をひらく(熊本の実証試験結果報告と試乗会)

環境省EVバスプロジェクト実証試験報告会(及び試乗会)
  • 松田 俊郎

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(基調)
主催者
国立大学法人熊本大学
開催地
熊本県 熊本市ホテル 熊本テルサ
国・地域
日本

熊本大学をはじめとする産学連合で推進した環境省委託事業「EV バス、トラックの普及拡大を可能とする大型車用EVシステム技術開発」プロジェクトの実証試験報告会及び試乗会を実施した。
本事業は二酸化炭素削減を目指す環境省の委託事業として、松田俊郎准教授(大学院先端科学研究部)が技術開発を統括し、株式会社イズミ車体製作所などが共同開発者として参加し、乗用車のEV技術を活用した低価格EVバスを実現させたものであり、実証実験用のバスは「よかエコバス号」の愛称で、1日6便、熊本市と益城町を1年間走行し、車両やシステムの運行データ、電力量などを計測し、動力性能や環境性能、最適な充電方法などを確認した。実証試験の結果、バスの動力性能や運転のしやすさ、乗り心地は運転士や乗客から高い評価を得て、路線バスとしての実用性が十分にあることが確認された。
報告会では、環境省、産学官事業関係者、報道機関、一般市民、150名の参加を得て、事業の狙いと実証試験の成果、EV路線バスの性能の良さを共有することができた。
<次第>
1)主催者 挨拶 熊本大学 大学院 先端科学研究部長(工学部長) 宇佐川教授
2)環境省 挨拶 環境省 水・大気環境局 総務課長 兼 自動車環境対策課長庄子 真憲 様
3)熊本市 挨拶 熊本市 多野副市長
4)EV バスプロジェクト(よかエコバス号)実証試験結果報告
熊本大学 松田准教授 他
5)EV バスプロジェクト 関係者挨拶
九州産交バス(株)森社長、(株)イズミ車体製作所 古庄会長 他
6)熊本県 挨拶 熊本県 小野副知事
7)試乗会① 2 月 8 日
・熊本大学工学部 からホテル熊本テルサ迄、市街地走行。
・ホテル熊本テルサの周辺道路周回。

リンク情報
共同研究・競争的資金等の研究課題
EVバス、トラックの普及拡大を可能とする大型車用EVシステム技術開発
URL
https://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/sizen/20190208 本文へのリンクあり