2022年
スマートグラスを用いた楽器演奏支援システムの開発と評価の試み—姿勢・視線・演奏の主観評価から
日本教育工学会論文誌
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- 巻
- 46
- 号
- Suppl.
- 開始ページ
- 185
- 終了ページ
- 188
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.15077/jjet.s46093
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 日本教育工学会
本稿では,吹奏楽等の部活動で用いられる作音楽器の演奏を支援するための,スマートグラスを用いた音程フィードバックシステム(眼鏡型チューナー)の開発と評価を行った.B♭のロングトーンのスケール演奏を既存のチューナーと眼鏡型チューナーとで比較実験を行い,姿勢・視線・演奏の3つの観点から評価した.その結果,演奏姿勢の改善や視線の自由度の向上により,メトロノーム等の視覚情報を視認しながら演奏しやすくなることで,パフォーマンスが向上したことが示された.また,ブラウザ上のシステムであることを利用して,奏者によってフィードバック情報の精度や性質を変えることで,より効果的な演奏支援を提供できる可能性が示唆された.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.15077/jjet.s46093
- ISSN : 1349-8290
- eISSN : 2189-6453
- CiNii Research ID : 1390575285352661760