共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年5月 - 2019年3月

光格子によるレーザー冷却放射性元素の次世代電気双極子能率探索

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(S)  基盤研究(S)

課題番号
26220705
体系的課題番号
JP26220705
配分額
(総額)
194,610,000円
(直接経費)
149,700,000円
(間接経費)
44,910,000円

宇宙初期では物質と反物質が等量存在していたと考えられるが,この冷えた宇宙において,どのように反物質が消失していったのか,この物質・反物質対称性(CP対称性)破れの機構を解明するための高精度量子計測手法・光格子重元素干渉計を開発した.電子の永久電気双極子能率(EDM)は,CP対称性を破る重要な観測量であり,その電子EDMの増幅度は,原子量最大のアルカリ原子・フランシウムで最大となる.本研究では,フランシウムの核融合反応による生成・レーザー冷却・原子干渉計の技術を確立した.更に,系統誤差の大きな要因である磁場変動,光シフトを抑制するために,2種原子を用いた共存磁力計の開発に成功した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26220705/26220705_saitaku_gaiyo_ja.pdf
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26220705/26220705_kenkyu_shinchoku_hyoka_gaiyo_ja.pdf
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26220705/26220705_kenkyu_shinchoku_hyoka_keka_ja.pdf
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26220705/26220705seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26220705
ID情報
  • 課題番号 : 26220705
  • 体系的課題番号 : JP26220705