2014年5月 - 2019年3月
光格子によるレーザー冷却放射性元素の次世代電気双極子能率探索
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(S) 基盤研究(S)
宇宙初期では物質と反物質が等量存在していたと考えられるが,この冷えた宇宙において,どのように反物質が消失していったのか,この物質・反物質対称性(CP対称性)破れの機構を解明するための高精度量子計測手法・光格子重元素干渉計を開発した.電子の永久電気双極子能率(EDM)は,CP対称性を破る重要な観測量であり,その電子EDMの増幅度は,原子量最大のアルカリ原子・フランシウムで最大となる.本研究では,フランシウムの核融合反応による生成・レーザー冷却・原子干渉計の技術を確立した.更に,系統誤差の大きな要因である磁場変動,光シフトを抑制するために,2種原子を用いた共存磁力計の開発に成功した。
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- URL
- https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26220705/26220705_saitaku_gaiyo_ja.pdf
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- https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26220705/26220705_kenkyu_shinchoku_hyoka_gaiyo_ja.pdf
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- https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26220705/26220705_kenkyu_shinchoku_hyoka_keka_ja.pdf
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- https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26220705/26220705seika.pdf
- KAKEN
- https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26220705
- ID情報
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- 課題番号 : 26220705
- 体系的課題番号 : JP26220705