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| | 多和田 真太良 更新日: 19/02/02 08:03 プロフィール演出家、演劇研究者。ステージマネージャー。玉川大学芸術学部助教。明治大学文学部演劇学専攻、学習院大学大学院身体表象文化学専攻博士課程修了。「戯れの会」主宰。日本演劇学会会員。ジャポニスム学会会員。
演劇って何だろう?
シェイクスピアはハムレットの口を借りて「演劇は時代を映す鏡」だと答えました。私なら何と答えられるでしょうか。
この問いの答えを、研究者は論文を書き読者に伝えます。演出家は作品を作り観客に伝えます。俳優は身体で、スタッフは技術で伝えるのです。私は、作り手の視点で19世紀末ジャポニズム演劇を研究しています。研究と現場の双方の世界の「ことば」を操れる独自の視点を得たいからです。そのためには現場だけに、あるいは学術研究だけに身を置いていても修得できません。大学で演劇を学ぶことは、物事を多面的に捉える視点を養うことの出来る、「研究室」と「劇場」を行き来することのできる、唯一にして珠玉の時間なのです。 経歴 2018年9月 - 2019年2月 2018年度玉川大学芸術学部卒業プロジェクト展THE MEDIA GARDEN 運営委員会・実行委員会 運営委員会・実行委員会 実行委員会総括 2018年4月 - 現在 学習院大学 大学院人文科学研究科身体表象文化学専攻 非常勤講師 2018年4月 - 現在 玉川大学 芸術学部パフォーミング・アーツ学科 教務担当 2016年4月 - 現在 玉川大学 芸術学部パフォーミング・アーツ学科 助教 2016年4月 - 現在 玉川大学 芸術学部 芸術学部研究紀要編集員 学歴 2000年4月 - 2004年3月 明治大学 文学部 文学科演劇学専攻 委員歴 2017年4月 - 2017年9月 東京演劇大学連盟 演劇系大学共同制作vol.5『Theatresports™』製作事務局長 2016年6月 - 2016年9月 東京演劇大学連盟 演劇系大学共同制作vol.4『昔々日本』製作委員 2016年4月 - 現在 玉川大学芸術学部 玉川大学芸術学部紀要委員 2016年4月 - 現在 東京演劇大学連盟 東京演劇大学連盟共同研究委員 2016年4月 - 現在 東京演劇大学連盟 東京演劇大学連盟事務局長 論文 コスモポリタニズムと俳優教育ーシンガポール・ラサール芸術大学授業視察記ー 初期俳優教育システムのステイタスとメソッド「演劇大学連盟連携による俳優教育システム(基礎教育過程)構築のための調査事業」記録集 214-220 2018年3月 [査読有り][招待有り] 蝶々さんを「殺した」演出家 ーデイヴィッド・ベラスコと『蝶々夫人』ー 多和田真太良 芸術研究 玉川大学芸術学部研究紀要 (9) 15-29 2017年 [査読有り] 20世紀を代表する演出家・劇作家のデイヴィッド・ベラスコは、アメリカの短編小説『蝶々夫人』を劇化したが、初演の期間中に上演中の芝居の結末を大きく改変した。それは主人公・蝶々さんの「死」の追加である。小説では自刃したものの自我に目覚め、一命を取り留めているのに、ベラスコは上演期間中に自刃して果てるように変更している。この衝撃の結末はそのままプッチーニのオペラにも採用され、今日では常識となっている。この変更はベラスコが、徹底したリアリズムで、マンネリ化したセンチメンタルなテーマや詩的世界を描写... 多和田真太良 学習院大学人文科学論集 (25) 307-332 2016年 [査読有り] 多和田真太良 芸術研究 : 玉川大学芸術学部研究紀要 (8) 29-43 2016年 [査読有り] 「ハラキリ」という単語はどこでどのように流布していったのか。19世紀末から20世紀初頭にかけて隆盛を極めたジャポニズムの舞台芸術の中で注目されたのは、キリスト教の下では禁じられた「名誉の自死」という概念だった。しかし舞台で再現されるのは、川上音二郎一座がアメリカで実際に切腹の場面を演じてからである。それまで理解不能であるがゆえに滑稽に描かれることさえあった「ハラキリ」が、音二郎や貞奴によって実に劇的で凄惨な描写として演じられた。「ハラキリ」は自然主義演劇に飽き足りず、新しい表現を模索する2... Misc シンポジウム「初期俳優教育のステイタスとメソッド」 鴻上尚史 中村一規 多和田真太良 土屋康範 藤崎周平 高橋宏幸 初期俳優教育システムのステイタスとメソッド「演劇大学連盟連携による俳優育成システム(基礎教育課程)構築のための調査事業」記録集 437-462 2018年 身体の共通言語を創造する ー高等教育における俳優育成の「スタンダード」構築の可能性 多和田真太良 文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」演劇実践系大学連携による俳優育成システム構築のための調査事業記録集 1(1) 187-192 2017年3月 [依頼有り] シンポジウム「演劇実践系大学提携による俳優育成システム構築のための調査事業」その課題と展望 多和田真太良 中村一規 土屋康範 高橋宏幸 中野成樹 和田喜夫 藤崎周平 文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」演劇実践系大学連携による俳優育成システム構築のための調査事業記録集 1(1) 155-180 2017年3月 講演・口頭発表等 松本修(近畿大学・演出家)、鐘下辰男(桜美林大学・劇作家、演出家)、中野成樹(日本大学・演出家)、柴幸男(多摩美術大学・劇作家、演出家)、多和田真太良(玉川大学・演出家)、高橋宏幸(桐朋学園芸術短期大学・演劇批評家) 2018年度日本演劇学会研究集会 2018年11月10日 日本演劇学会 登壇者:松本修(近畿大学・演出家)、鐘下辰男(桜美林大学・劇作家、演出家)、中野成樹(日本大学・演出家)、柴幸男(多摩美術大学・劇作家、演出家)、多和田真太良(玉川大学・演出家)、高橋宏幸(桐朋学園芸術短期大学・演劇批評家) 多和田真太良 平成28年度俳優育成システム研究会シンポジウム 2017年1月21日 文化庁・日本大学 日本大学と東京演劇大学連盟では文化庁の助成事業として、「俳優育成システム構築のための調査事業」を2016年度より開始した。その核となる企画として、毎月、各大学より演技の実践指導を行っている講師を招いて、5大学の学生参加のもと、基礎教育についてのモデル授業を行い、9月には海外から俳優教育に携わる講師を招聘し、日本の教員に向けてのレクチャー及び、学生を対象としたワークショップを行った。その1年間の成果をまとめる意味でのシンポジウムを開催した。 多和田真太良 2015年度日本演劇学会秋の研究集会 2015年10月25日 日本演劇学会 喜歌劇『ミカド』における「ニッ ポン」の仕草-架空の国のリアリ ティ― 多和田真太良 2014 年度日本演劇学会秋の研究集会 2014年11月16日 日本演劇学会 Works 芸術活動 2018年2月 - 2018年2月 劇場 学習院大学西1号館特設劇場
出演 松山立、窪田壮史、板橋恭史、救仁郷将志、金井迪大、椎名健、平澤萌花、吉田直子、蒔村三枝子
脚本 カレル・チャペック
演出 多和田真太良
【発売日】2017/12/01
サイト
https://www.facebook.com/tawamuredrama/
2月22日(木)17:30
2月23日(金)17:30
2月24日(土)13:00/17:30
2月25日(日)13:00
人間の仕事を代行させるため、新たな「労働者」が製造された。「ロボッ... 多和田真太良(演出) 芸術活動 2017年2月 - 2017年2月 演劇製作体として不定期に活動を行っている戯れの会が、学習院大学大学院 身体表象文化学専攻と協働で製作する魅惑の舞台。
第3弾の今回は、満を持してサルトルの「出口なし」に意欲的な新訳で挑みます。不条理演劇、ブールヴァールと歩んだ3年目、あなたも濃密な密室劇の目撃者に!
とあるホテルの一室、ギャルソンに案内されてやって来たのは、一人の男と二人の女。出口のない部屋で、三つ巴の会話劇がはじまるー。
会場:学習院大学南1号館特設劇場
出演:窪田壮史、吉田直子、平澤萌花、木場光勇
作:ジャン・ポール=... 多和田真太良(演出) 芸術活動 2016年2月 - 2016年2月 【旦那さまはハンター…?】
デュショテルは趣味の狩りに出かける。親友モリセは、その妻レオンティーヌを口説くが相手にされない。「女は自分の心を自由にできるけど、人妻はそうはいかないわ。妻は夫だけのもの。夫が誓いを守っているかぎりは、自分の誓いも破りません。」
「『男のほうから、お先にどうぞ』って考え方ですね。」「そう!」
自信満々な解答は夫を信じていればこそ。彼女欲しさのあまりモリセはあろうことか親友の「狩り」に疑念を抱いていると告げる。さて、誰の「ウソ」が「ホント」―?
期間 201... 多和田真太良(演出) 芸術活動 2015年1月 - 2015年1月 戯れの会+学習院
不条理な演劇祭 【ベケットばかり】
2015年1月22日(木)~24日(土)
学習院大学 南1号館3階特設劇場
演出:多和田真太良
ドラマトゥルク:西樹里
美術:吉田健嗣
『芝居 下書きⅡ』
出演:森下庸之 渡辺恒 救仁郷将志
『カタストロフィ』
出演:森下庸之 平澤萌花 救仁郷将志 渡辺恒(声)
『行ったり 来たり』
出演:平澤萌花 蒔村三枝子 八木雅子 多和田真太良(演出) 芸術活動 2015年1月 - 2015年1月 戯れの会+学習院
不条理な演劇祭 【イヨネスコだらけ】
2015年1月15日(木)~17日(土)
学習院大学 南1号館3階特設劇場
演出:多和田真太良
ドラマトゥルク:西樹里
美術:吉田健嗣
『ゆで卵の作り方』
出演:蒔村三枝子
『四人ばやし』
出演:森下庸之 救仁郷将志 渡辺恒 丹澤美緒
『禿の女歌手』
出演:森下庸之 救仁郷将志 渡辺恒 丹澤美緒 熊崎久実 平澤萌花 柴田愛奈 蒔村三枝子 多和田真太良(演出) 芸術活動 2013年5月 - 2013年5月 【リーディングセッション】
宮澤賢治 コミックオペレット『饑餓陣営』
作:宮澤賢治
演出:多和田真太良
振付:熊崎久実(東京蝉ヌード)
演出助手:清水めぐみ
宣伝美術:うじいえあやこ
出演:
望月忠親 森下庸之(ストローハウス) 千葉勇佑(演劇集団 円)
板橋恭史(劇団朋友) 救仁郷将志 永井一信
平澤萌花(青山ねりもの協会) 深田紗記子(TABプロダクション)
望月桂子 後藤祥子(CATWALK) 熊崎久実
演奏:
松崎千登世(Pf) 林美徳(Fl) 山田知佳子(Cl) 平野由... 多和田真太良(演出) 芸術活動 2010年3月 - 2010年3月 「戯曲を読み解く」姿勢を大切に、東京を中心に活動する演劇製作体ドラマ・リーディング・プロジェクトは、演劇公演、リーディングセッション、音楽劇と意欲的な舞台表現を模索し続けています。
音楽劇『ペール・ギュント』は、2007年ミューザ川崎シンフォニーホール、2008年浦安市中央公民館で上演され、グリーグの音楽とイプセンの戯曲のエキスを凝縮した誰もが楽しめる音楽劇として好評を博しました。
2010年の春、大きく姿を変えて、いよいよ広島に、誰もが知っている『ペール・ギュント』を彩る「あの音楽」と... 多和田真太良(演出) 芸術活動 2010年2月 - 2010年2月 「戯曲を読み解く」姿勢を大切に、D.R.P.は、意欲的な舞台表現を模索し続けています。音楽劇『ペール・ギュント』は、2007年ミューザ川崎シンフォニーホール、2008年浦安市中央公民館で上演され、グリーグの音楽とイプセンの戯曲のエキスを凝縮した誰もが楽しめる音楽劇として好評を博しました。2010年の春、大きく姿を変えて、誰もが知っている『ペール・ギュント』を彩る「あの音楽」とともに、壮大な物語を取り戻し、登場します!
※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
ノルウェーの片田舎に住... 競争的資金等の研究課題 変遷するジャポニズムと演劇 19世紀後半から20世紀初頭にかけての海外におけるジャポニズム受容がもっとも大衆に受け入れられる形で表象されたのが「ジャポニズム演劇」である。
大きく分けると「(架空であっても)日本を舞台にした作品」「日本の演劇様式を模倣した作品」の2種類が存在する。その特徴も「何をもってして日本らしい」とするのかは、時代やジャンル、上演された場所など諸条件によって全く異なる。「どこにもない国」として自国の政治状況を風刺する免罪符的役割だった「日本」という設定は、近代化が進み西洋に警戒感を抱かせるに至っ... 社会貢献活動 【コメンテーター, 司会, 取材協力, インタビュアー, 講師, 助言・指導, 情報提供, 企画, 実演, 報告書執筆, その他】 アーツカウンシル東京/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団) (東京芸術劇場) 2018年12月3日 - 現在 東京芸術劇場「シアター・コーディネーター養成講座」では、プロフェッショナル人材養成の一環として劇場を広く社会に開き、芸術文化を通して地域、社会づくりに貢献する人材育成を目指す。講座修了者は、東京芸術劇場でご自身の企画をコーディネートするチャンスもある。「シアター・コーディネーター」とは、劇場と社会の間に立って、両者をつなぐための企画を考えたり、調整したり、発信したりする人たちをイメージした名称である。下記のような資質を複合的に活用できる人材を募集し養成する講座である。
・プログラムを開発... |
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