2005年11月
脳酸素機能マッピング(COE)を用いた重症児の教育指導効果の評価法
日本重症心身障害学会誌
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- 巻
- 30
- 号
- 3
- 開始ページ
- 265
- 終了ページ
- 270
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 日本重症心身障害学会
本研究では、重症児1名を対象として、8ヶ月間の意思表出指導による行動変容とCOEの応答特徴の変化について検討を行い、脳形態と言語支援による局所脳機能の促進について考察することを目的とした。その結果、指導を行う前と8ヶ月指導を行った後で、ブローカ野で応答性の局在化が認められた。これは、指導内容が前頭葉機能への負荷に関係しており、言語操作により限局してきた可能性を指摘した。