2017年11月
中学校理科「自然と人間」単元における特定外来生物の教材化とその評価-テキストマイニングのコーディングを活用して-
平成29年度 第1回日本科学教育学会研究会(北海道支部開催)
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 一般社団法人 日本科学教育学会
- 開催地
- 北海道釧路市(北海道教育大学釧路校)
中学校理科の最終単元である「自然と人間」において,身近な自然を教材とすることで,「環境保全」を具体的に認識させることができるのではないかと考え,そのための授業プランの開発を試みた。授業実施後,イメージマップを用いて学習の振り返りをおこなった。その結果,メタ認知の面で重要であると思われる「思考」というコンセプトを含んだ文章は全体の10%ほどしか認められなかったものの,今回の単元で学習した理科用語については,具体的な実験や観察の場面と関連づけられて認識されていることが示唆された。