2018年7月
原子力発電所非立地地域の中学校が原子力災害想定時に行う行動の判断-中学校第3学年への実態調査から-
エネルギー環境教育研究
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- 巻
- 12
- 号
- 2
- 開始ページ
- 25
- 終了ページ
- 30
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- エネルギー環境教育学会
原子力発電所の災害については、学校における「災害安全」という範疇においては、それほど注目されているとはいえない状況である。しかし、事故が起きたときの社会的な影響の大きさを考えると、危機管理の一環として知識の共通理解を進めておく必要がある。どのような内容に着目して指導計画を立てるべきかについても、地域に応じた内容を早急に検討することが求められている。そのためには、まず生徒の理解の実態を調査する必要があると考え、原子力発電所の事故を想定したアンケートを原子力発電所非立地地域の中学生に対して実施した。その結果を先に実施した原子力発電所立地地域の中学生の結果と比較し、原子力発電所非立地地域の中学生に対する指導の重点について考察した。
- ID情報
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- ISSN : 1882-0662