2022年2月
生体分子の小角散乱と中性子スピンエコー法
波紋
- ,
- 巻
- 32
- 号
- 1
- 開始ページ
- 12
- 終了ページ
- 15
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.5611/hamon.32.1_12
タンパク質の生物学的機能を解明し、予測し、制御するためには、その溶液構造とダイナミクスを明らかにすることが重要である。小角散乱法は、生理学的条件下で標的分子との結合によるタンパク質の構造とダイナミクスの変化を調べるための有効な手法の一つであるが、その分解能は、原子レベルの分解能で構造情報を得ることができる結晶学と比較して低い。また、中性子スピンエコーは、小角散乱でカバーされているQ領域のタンパク質の構造ダイナミクスを測定できる唯一の手法である。本論文では、小角散乱と中性子スピンエコーを用いた我々の最近の研究を紹介
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- DOI : 10.5611/hamon.32.1_12
- ISSN : 1349-046X