2021年5月
十字状に配置された円柱による粒子捕集効率の数値解析的評価
2021年度日本風工学会年次研究発表会梗概集 (日本風工学会誌)
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- 巻
- 46
- 号
- 2 (167)
- 開始ページ
- 127
- 終了ページ
- 128
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
- DOI
- 10.14887/jaweam.2021.0_127
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 日本風工学会
国内における大気中の塩分量の評価には,木枠にガーゼをはめ込んだ装置を用いて塩分量を計測する,ドライガーゼ法が頻繁に使用される.しかし,ガーゼ繊維による粒子の捕集効率は未解明であり,ドライガーゼ法によって得られる塩分量と実際の大気中の塩分量との関係は不明である.本研究ではドライガーゼ法の捕集効率を算定することを目的として,ガーゼ繊維を円柱としてモデル化し,十字状に配置された円柱周りの流れ場解析および粒子飛散解析を通じて円柱による粒子の捕集効率を算定した.その結果,十字状に配置された円柱による粒子の捕集効率は,円柱群を流体が通過する際に生じる圧力損失量から推定できることが示唆された.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.14887/jaweam.2021.0_127
- CiNii Articles ID : 130008052691
- CiNii Research ID : 1390288370500654592