基本情報

所属
早稲田大学 教授
学位
教養学士(ラトガーズ大学)
修士号(ハワイ大学)
博士号(オーストラリア国立大学)

通称等の別名
グレッグ・ドボルザーク
研究者番号
20613079
J-GLOBAL ID
201701008637304188

グレッグ・ドボルザークは早稲田大学の国際学術院(国際コミュニケーション研究科・国際教養学部兼任)の専任教授で、太平洋・アジアの歴史学とカルチュラルスタディーズ、アート、ジェンダースタディーズの専門家である。米国フィラデルフィア生まれ。マーシャル諸島共和国と米国ニュージャージ州で育ち、高校時代に宮崎県に留学し、1年間早稲田大学にも在学。2004年、ハワイ大学太平洋諸島地域研究専攻の修士課程を修了。オーストラリア国立大学アジア・太平洋地域研究所やジェンダー研究所で比較文化と歴史学を専攻し2008年に博士号を取得。一橋大学と東京大学の教員を経て、2017年より現職。早稲田大学国際教養学部・国際文化コミュニケーション研究科ではカルチュラルスタディーズ、ジェンダー論 、ミリタリズムやポストコロニアルスタディーズ、アジアと太平洋諸島地域論、現代アート論を担当。「Coral and Concrete: Remembering Kwajalein Atoll between Japan, America, and the Marshall Islands」(University of Hawaiʻi Press, 2018; ペーパバック版 2020) の著者であり、他にも学術誌、「COLORS」マガジンなどの大衆文化やアート関係の雑誌や「トーキョートーテム」などのデザイン・建築関係の本などにも貢献し、"The Life-Sized City" という国際的に放送されているドキュメンタリー番組などにもコメンテーターとしてテレビ出演している。太平洋諸島地域におけるマイノリティの現代アートを中心に、草のネットワーク「プロジェクト35(さんご)」を立ち上げ、キュレータとしても活動中。2017年のホノルルビエンナーレや2018年のブリスベン(オーストラリア)のアジア太平洋トリエンナーレのアドバイザーとしても活躍した。2021年にも向けて、第10回のアジア太平洋トリエンナーレのキュレータにも勤めている。2019年に、山形国際ドキュメンタリー映画祭の特別上映プログラム『アムネシア〜オセアニアの忘れられた「群島」』というプログラムのキュレータ・コーディネーターとしても活動した。同年にフィリピンのアート財団、ベラス・アルテス・プロジェクツでもキュレータとしてのレジデンシープログラムを行った。それに関連したテーマで、2019年に、太平洋諸島の先住民アーティストがどのようにグローバルアートネットワークを脱植民運動として活かしているのかという3年間科研費プロジェクトが採択された。 早稲田大学において、英語で歴史・ジェンダー、エリアスタディーズ、トランズナショナル文化を中心にした「トランズオセアニアシリーズ」(「Transoceania 1: Pacific Perspectives on Empire, War, and Globalization と Transoceania 2: The Pacific in the 21st Century World)という学部授業を毎年の秋学期に教えている。春学期にもカルチャーとアイデンティティーとジェンダーをテーマにしたコア授業も担当中。1年生セミナール(演習)では「取り残されたコミュニティー」(特にジェンダーとセクシュアルマイノリティー)を主に考え、中級セミナール(演習)では太平洋諸島などにおける植民地史と脱植民地運動をテーマにしている。上級セミナールでは、カルチュラルスタディーズとフェミニズムのアプローチをつかって様々な問題について考えてディスカッションしている。卒業論文として、戦争の記憶、ミリタリズム、先住民の問題、マイノリティーの問題、クイア関連の研究、男らしさ女らしさの研究、太平洋諸島地域や日本における文化などをテーマにする学生がいる。大学院レベルでも、国際文化コミュニケーション研究科において上記のテーマについて、より専門的な指導と教育を担当している。

研究分野

  1

論文

  15

書籍等出版物

  16

講演・口頭発表等

  26

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

学術貢献活動

  1

社会貢献活動

  4

その他

  3
  • 2020年2月 - 2020年2月
    ハワイ大学太平洋諸島研究所の設立75周年記念のため、The Contemporary Pacific(学術誌)に太平洋諸島学についてインタビューを受けた。http://manoa.hawaii.edu/tcp/node/57
  • 2012年4月 - 2012年4月
    日本と太平洋諸島のコミュニティをアートと学問で繋げる草の根ネットワーク「プロジェクトさんご(PROJECT35)」を設立。現在まで、太平洋諸島地域と日本の研究者・現代アーティスト・キュレーターとコラボレーションしている。「トランズオセアニアシンポジウム」も定期的に日本で開き、国際的に太平洋諸島専門の研究者を集めている。太平洋諸島地域研究を早稲田大学に設立予定。
  • 2012年4月 - 2012年4月
    日本と太平洋諸島のコミュニティをアートと学問で繋げる草の根ネットワーク「プロジェクトさんご(PROJECT35)」を設立。現在まで、太平洋諸島地域と日本の研究者・現代アーティスト・キュレーターとコラボレーションしている。「トランズオセアニアシンポジウム」も定期的に日本で開き、国際的に太平洋諸島専門の研究者を集めている。太平洋諸島地域研究を早稲田大学に設立予定。