基本情報

所属
福岡大学 工学部資源循環・環境グループ 教授
学位
博士(工学)(京都大学)

研究者番号
50538626
J-GLOBAL ID
201701015944994880
researchmap会員ID
7000020201

 高度成長期の大阪で生まれ、ひどい公害問題を解決しようと大学で衛生工学を学びました。昭和59年、環境庁(現在は環境省)に入り、33年間勤務し、様々な環境問題に対処しました。  初代の環境基本計画(平成6年閣議決定)では、廃棄物・リサイクル対策を担当し、それまでほとんど知られていなかった3R(リデュース・リユース・リサイクル)の考え方を導入し、国の基本施策とすることに成功しました。ダイオキシン問題の時は、排出量を9割削減する目標を掲げ、小型のものを含む廃棄物焼却炉に対する規制を強化し、削減目標を実現しました。ゴルフ場農薬問題が起こった際は、それまで非公開扱いされていた1日摂取許容量を用いて基準を制定し、また、水田で使用される農薬の水環境汚染の問題を解決するための仕組み(登録時の基準設定のルーチン化)を導入しました。さらに、それまで不可能と思われていたダム貯水池のアオコを既存技術を少し工夫することにより撲滅したり、コンビナート周辺の大気中ベンゼン濃度の大幅な削減を実現しました。  これまで、徹底した調査を行い、問題の本質を見極め、施策案を練り上げて、その実現が社会に貢献できるという信念を持ち、勇気をもって実行してきたつもりです。信念をより確実にするため、国の行政に携わりつつ、大学院に編入学し、水道水質の問題をテーマとして博士号を取得しました。  その後、福岡女子大学の教授となり、リコー経済社会研究所主任研究員、国立環境研究所環境情報部長を経て、平成29年4月に福岡大学に赴任し、大学院工学研究科資源循環・環境工学専攻で環境マネジメントを担当しています。

学歴

  2

論文

  19

MISC

  40

書籍等出版物

  7

講演・口頭発表等

  81

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5