2015年4月 - 2018年3月
マイクロ固体フォトニクスによる次世代レーザー点火・燃焼計測
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
瞬間的な点火条件の把握および燃焼制御の指針を得ることを目的とし,空間的なレーザー誘起ブレイクダウンスペクトロスコピー法(LIBS)の開発に取り組んだ.サブナノ秒の発光時間(660 ps)を持つジャイアントパルス・マイクロチップレーザー(GP-MCL,波長1064nm)を用いて形成された,レーザー誘起プラズマを対向配置された二台の超高速度カメラを用いて異なる波長で撮影することにより,サブナノ秒のレーザー誘起プラズマが成長する過程の観察に成功した.また,燃焼機器に取り付けるためのディテクター一体型のレーザープラグを用いて空気中のLIBS試験を行い,窒素や酸素のスペクトルを計測できることを確認した.
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- 課題番号 : 15H02030
- 体系的課題番号 : JP15H02030