MISC

2014年3月

肝胆道疾患と免疫 非アルコール性脂肪肝患者における抗核抗体とインスリン抵抗性との関連について

消化器と免疫
  • 樋本 尚志
  • ,
  • 野村 貴子
  • ,
  • 谷 丈二
  • ,
  • 三好 久昭
  • ,
  • 米山 弘人
  • ,
  • 正木 勉

50
開始ページ
20
終了ページ
23
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本消化器免疫学会

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者における自己免疫現象とインスリン抵抗性または肥満との関連について解析した。NASH患者24例中10例(41.7%)は抗核抗体(ANA)が陽性であり、ANA陽性群で陰性群にと比較してHOMA-IR値、血清IgGおよびferritin値が有意に高値を示した。組織学的にみると、ANA陽性群は陰性群に比し肝線維化や脂肪化が進展している傾向にあった。しかしながら、ANA陽性群と陰性群との間で肥満の程度に有意な差はみられなかった。以上より、NASH患者における自己免疫現象はインスリン抵抗性によって誘導された可能性が示唆された。(著者抄録)

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