2011年6月
ダイジョ(Dioscorea alata L.)の挿穂の採取時期とジベレリンおよびウニコナゾールP処理が挿木苗の育成に及ぼす影響
熱帯農業研究
- 巻
- 4
- 号
- 1
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
挿穂の採取時期、GAおよびGA生合成阻害剤のウニコナゾールP(UP)が挿木苗の発根、シュートおよびミニ塊茎の形成に及ぼす影響について検討した。GA処理は、挿穂の採取時期や処理濃度に関わらず挿木苗のシュート形成を抑制したが、UP処理では挿穂の採取時期によってシュートとミニ塊茎の形成率が異なった。塊茎の肥大成長への転換期直前にUP処理を行うことによって、挿木苗のシュート形成率を往生できるものと考えられた。