講演・口頭発表等

2015年2月24日

振動停止現象が誘発される遅延結合写像ネットワークの系統的な設計手順

電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題
  • 渡辺 智彦
  • ,
  • 杉谷 栄規
  • ,
  • 小西 啓治
  • ,
  • 原 尚之

記述言語
日本語
会議種別
主催者
一般社団法人電子情報通信学会

本報告では,振動停止現象が誘発される遅延結合写像ネットワークの設計手法を提案する.結合写像ネットワークを構成する写像の数とネットワーク構造は未知であるという設定の下で,ロバスト制御理論の1つである実凸方向補題に基づき,振動停止現象を誘発させる結合パラメータと入出力行列が,系統的に設計できることを示す.本報告は,先行研究[渡辺他,信学技報,NLP2014-20,2014]で扱った設計手順の拡張として位置づけられる.

リンク情報
URL
http://ci.nii.ac.jp/naid/110010017722