天野 恭子

J-GLOBALへ         更新日: 19/01/10 15:41
 
アバター
研究者氏名
天野 恭子
 
アマノ キョウコ
所属
京都大学
部署
白眉センター・人文科学研究所
職名
特定准教授
学位
Dr. phil.(フライブルク大学)

プロフィール

大阪大学文学部、大阪大学大学院文学研究科修士課程において、インド哲学を学んだ後、ドイツ、フライブルク大学にて、印欧語比較言語学(主専攻)およびインド学・一般言語学(副専攻)を学ぶ。2001年に、Maitrayani Samhita I-II巻のドイツ語訳を完成し、博士論文として提出、同書は2009年に出版された。
2003年より2013年まで、4人の子育てのためプライベートで研究を続けた後、2013-2016年日本学術振興会特別研究員RPD(京都大学人文科学研究所所属)、2017年より京都大学白眉センター特定准教授。

論文

 
Ritual Contexts of Sattra Myths in the Maitrāyaṇī Samhitā
天野 恭子
Vrātya culture in Vedic sources. Select Papers from the   35-72   2016年   [査読有り]
Indication of Divergent Ritual Opinions in the Maitrayani Samhita
天野 恭子
Vedic Śākhās: Past, Present, Future. Proceedings of   461-490   2016年   [査読有り]
Zur Klärung der Sprachschichten in der Maitrāyaṇī Samhitā
天野 恭子
Journal of Indological Studies   26/27 1-36   2014年   [査読有り]
Indras Geburt und Aditis Qual ― Rgveda 4.18 und zwei Geburtsmythen Indras in der Maitrayani Samhita
天野 恭子
Studien zur Indologie und Südasienstudien   30 1-19   2013年   [査読有り]

Misc

 
AMANO Kyoko
印度學佛教學研究   65(3) 1039-1046   2017年3月
天野 恭子
印度學佛教學研究   65(3) 1039-1046   2017年
<p>最古層の祭式文献の一つであるMaitrāyaṇī Sam̐hitā(MS)のI 9章は,caturhotr̥祭文についての章と言われている.そこでは,caturhotr̥ 祭文が主要なśrauta祭式において用いられることが述べられているが,caturhotr̥ 祭文はI 9章以外の祭式記述においては全く言及されない.おそらく主要なśrauta祭式が記述された時点ではcaturhotr̥ 祭文の使用は受け入れられていなかったと推察される.また,I 9章には,何の祭式か同定されてこなか...
天野 恭子
印度學佛教學研究   64(3) 1053-1060   2016年
本稿では,ヤジュルヴェーダマントラに現れるvidhenamanとvrdhatuという未解決語を考察する.vidhenamanはMaitrayani Samhita I 9,1(マントラ)及びI 9,4-5(祭式解釈)に現れるが,語形についても語義についても決定的な解決がなされていない.本研究においては,問題を明確にした上で,この語を,これに続くvidhes tvam asmakam namaというマントラと関連付けることを試み,^+vidher-naman- 「vidhes...nama[...
天野 恭子
印度學佛教學研究   63(3) 1161-1167   2015年
黒ヤジュルヴェーダ・サンヒター(マイトラーヤニー・サンヒター[MS],カータカ・サンヒター,タイッティリーヤ・サンヒター)の散文部分は,ヴェーダ祭式についての最も古い説明書である.筆者による最近の研究は,MSの各章がそれぞれに示す言語的特徴を明らかにし,同文献において複数の言語層が存在するという可能性を示唆した.これは,MS成立の解明に向かう新たな視点と言える.本研究では,各章の言語や記述意図・記述スタイルの違いを浮き彫りにする数例の言語現象を取り上げる.MSにおける散文章すべてについて考...
天野 恭子
印度學佛教學研究   62(3) 1065-1071   2014年
所謂ブラーフマナと呼ばれる祭式説明/解釈の書においては,祭式行為は祭官を主体として,祭式の効果は祭主を主体として記述される.そのためこれらの文献では祭官の祭式に対する利害関係は見えにくいと言えるが,例えばMaitrayani Samhita I 11,5では「祭官が祭式を勝ち得て,その祭式を彼の王に開催させる」と述べられ,祭官の「祭式を挙行する権利」に対する意識が見て取れる.そのような祭式を巡る権利意識のあり方,その変遷を知るために,本研究では,使役動詞yajaya-^<ti>「(祭官が)...
天野 恭子
印度學佛教學研究   61(3) 1073-1077   2013年
古ヴェーダ文献に現れるKesin Darbhyaは,彼の名に帰せられる祭式行為や,祭式によって覇権を得たエピソードなどによって,「祭式に精通し,政治的にも力のあった王」として知られている.しかし,彼についてのおそらく最も古い記述であるMaitrayani Samhita I 6,5(1)は,原文理解が大変に難しく,現在まで正しく理解されてこなかった.本稿ではこの句の理解のため,avarudhmahiという1. pl. mid.のアオリスト語形, annam attiの意味, etad dh...
天野 恭子, Amano Kyoko
待兼山論叢   (44) 1-17   2010年
天野 恭子
印度學佛教學研究   54(2) 877-873,1325   2006年
The Vedic pronominal adverbs átas and átra have often been assigned to the paradigm of idám, the pronoun of proximal deixis. It is not possible, however, always to understand them in the sense of 'from here' and 'here'. The Ve...

講演・口頭発表等

 
A Non-Śrauta Ritual in the Oldest Yajurveda Text. Maitrāyaṇī Saṁhitā IV 2 (Gonāmika Chapter)
天野 恭子
The 17 th World Sanskrit Conference   2018年7月12日   
ヴェーダ文献に見られる牝牛崇拝の萌芽
天野 恭子
京都大学人文科学研究所共同研究「ブラフマニズムとヒンドゥイズム. 南アジアの社会と宗教の連続性と非連続性」第4回シンポジウム『古代・中世インドの[儀礼][制度][社会]』   2018年1月12日   
Sprachschichten in den älteren vedischen Prosa-Texten: Verwendung von ha sma mit dem Indikativ Präsens und ha mit dem narrativen Perfekt [招待有り]
天野 恭子
Collegium Turfanicum 89   2017年5月18日   
Uses of ha / ha vái / ha sma vái with or without the Narrative Perfect and Language Layers in the Old Yajurveda-Samhitā Texts
天野 恭子
The 33rd South Asian Languages Analysis Roundtable   2017年5月16日   
祭式を裏付ける「知識」を巡って —古ヴェーダ祭式文献におけるya evam vidvan / vedaの使用法と哲学思想の発展
天野 恭子
京都大学人文科学研究所共同研究「ブラフマニズムとヒンドゥイズム—南アジアの社会と宗教の連続性と非連続性—」第一回シンポジウム   2016年10月8日   
What is ‘knowledge' justifying a ritual action? Uses of yá evám véda / yá evám vidvan in the Maitrayani Samhita [招待有り]
天野 恭子
International Conference "To the Sources of the Indo-Iranian Liturgies"   2016年6月11日   
Reflections of the "Preclassical" Rituals in the Maitrāyaṇī Samhitā
天野 恭子
Symposium: Brahmanism and Hinduism: Change and Continuity in South Asian Society and Religion Prolegomena   2016年3月11日   
Ritual Contexts of Sattra Myths in the Maitrāyaṇī Samhitā
天野 恭子
XVI World Sanskrit Conference   2015年6月19日