共同研究・競争的資金等の研究課題

2010年4月 - 2017年3月

液体燃料を蓄電媒体とする白金フリー燃料電池自動車

文部科学省  先端的低炭素化技術開発(ALCA)  

担当区分
研究代表者
資金種別
競争的資金

本技術は液体燃料である水加ヒドラジンを用いる燃料電池です。 水加ヒドラジンは、発電中のCO2排出はゼロであり、プラスチック容器で運搬・貯蔵できるため、いつでもどこでも、クリーンなエネルギーを生み出せます。また、発電環境はアルカリ性となるため貴金属触媒でなく安価な遷移金属触媒で発電が可能です。 実用技術化プロジェクトでは、グラフト重合技術を活用したアニオン交換膜の開発、および水加ヒドラジンの合成技術に関する研究を行いました。今後は研究開発の成果を活かし、本技術の早期実用化を目指します。

リンク情報
URL
http://www.jst.go.jp/tt/jstfair2017/list/detail/af002.html