論文

査読有り
2007年10月

京都市の公共用芝地における土壌理化学性の現状

芝草研究
  • 田中 聡
  • ,
  • 三浦 励一
  • ,
  • 冨永 達

36
1
開始ページ
26
終了ページ
33
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)

芝地51地点において18項目の芝地の土壌理化学性を調査した。土壌pHと,47地点の全窒素の測定値は「緑地」の土壌として求められている基準を満たした。可給態リン酸は半数の調査地において不足とされる値を示したが,過剰の地点もみられた。主成分分析の結果,第1主成分は,土壌肥沃度を総合的に示したと考えられた。芝草の被度が高い地点は,全窒素,全炭素および硝酸態窒素が有意に少なく,Mg2+が有意に多かった。

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