MISC

2019年7月

頭頸部再建における吻合血管の動脈硬化予測因子の検討

形成外科
  • 松谷 瞳
  • ,
  • 横川 秀樹
  • ,
  • 浅野 悠
  • ,
  • 吉田 沙織
  • ,
  • 浜田 芽衣
  • ,
  • 寺部 雄太
  • ,
  • 中塚 貴志

62
7
開始ページ
780
終了ページ
787
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
克誠堂出版(株)

2016年10月〜2017年12月に頭頸部癌に対し遊離皮弁で再建手術を行った60例(男39例、女21例、平均年齢65.8歳)を対象に、患者背景因子および移植遊離皮弁の種類、CT画像の頸部動脈石灰化所見について、吻合動脈の病理組織学的動脈硬化の程度との相関性を後方視的に評価した。背景因子のうち年齢と糖尿病が皮弁栄養動脈の動脈硬化と正の相関を示した。移植遊離皮弁別では空腸(22/23例)と腓骨皮弁(5/5例)はほぼ全例で栄養動脈に硬化を認めた。また腓骨皮弁では2/5例に皮弁栄養動脈内の石灰化を認めた。移植床動脈の動脈硬化は年齢と動脈硬化が正の相関を示した。Agatston石灰化スコアを参考に頸部動脈の石灰化値を計算した結果、動脈硬化がなかった症例は平均8.3、動脈硬化があった症例は平均18.6であった。

エクスポート
BibTeX RIS