基本情報

所属
山口大学 工学部 感性デザイン工学科 教授
学位
工学博士(その他)

研究者番号
60555738
J-GLOBAL ID
201801008352132011
researchmap会員ID
7000022125

研究キーワード

  1

委員歴

  26

論文

  107

主要なMISC

  63

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  125

共同研究・競争的資金等の研究課題

  9

産業財産権

  20

その他

  14
  • 建物内の様々な機器から発生する低温排熱を回収し、熱源水として有効利用することを目指した吸着式冷凍機の試作機を用いた実験、および理論解析によりその特性を明らかにした。日建設計総合研究所との共同研究。 ※本研究は、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)「戦略的省エネルギー技術革新プログラム/実用化開発/業務用ビル液冷空調システム の開発」(技術開発責任者 故松縄堅)による開発の成果を活用して発展させたものである。
  • 地中に埋設した特殊な構造の熱交換器を用いて外気を予熱または予冷して取り入れる換気方式を採用した実験住宅(共同研究先が保有)において温熱環境を調べた。地元企業との共同研究。
  • 外気導入が可能な実規模のデータセンターの実験施設を用いて、空調消費エネルギー量の削減率を調べた。空調設備会社との共同研究。
  • 液晶ガラス基板を数十秒で一様に冷却出来る熱伝達効率の高い冷却方式を提案し、この冷却方式を用いたガラス基板冷却装置の試作機を製作、実験によりその性能を調べた。
  • デシカント空調システムの実験装置を東大千葉実験所に構築し、データを採取。ヒートポンプをデシカント空調システムに組み込むことにより、安定した再生用熱エネルギー(吸着剤に吸着した水分を追い出すための熱エネルギー)が供給できる高効率のデシカント空調システムに改良し、その特性を調べるための実験及びシミュレーションを実施した。東京大学他との共同研究。
  • 太陽熱利用デシカント空調機(デシカント空調機= シリカゲルなどの吸着材を用いて除湿する空調方式)、太陽光発電及び風力発電を組み合わせた自然エネルギー主体の冷暖房システムの実験施設を設計、構築し、冬期、夏期に実験を実施した。
  • 太陽熱集熱外壁材「ソーラーウォール」を建物の外壁に設置してその特性を実験的に調べた。また、ユニットタイプの装置を試作し、その特性を調べた。さらにソーラーウォールで得られる温風をヒートポンプの室外機に導入した場合のCOP(効率)の変化を調べるためのシミュレーションを実施した。早稲田大学他との共同研究。
  • マウスと研究者との間の相互汚染がないように気流を工夫した実験動物飼育ラックを考案し、試作機による性能評価を行った。東大医科研と共同で実施。
  • 線状の吸い込み口やエジェクタを使用することにより有害ガスを効率よく排気できる局所排気システム及び作業面を吸い込み面とすることにより薬品から発生するガスなどを効率よく排気出来る実験動物手術用ドラフトチャンバーの試作機をそれぞれ製作し、性能評価試験を実施した。
  • ロールスクリーンを使用した簡易型空気流通窓を試作し、環境試験室での測定により熱貫流率、日射遮蔽係数を求めた。さらに窓際に座る居住者の温熱快適性などを実験的に調べた。早稲田大学、大林組との共同研究。
  • 米国バージニア工科大Indoor Environment Program(Prof.Woods研究室)の置換空調の研究プロジェクトに参加 (1992年7月~1994年6月) 、換気効率、汚染物質除去効率のモデリングと実験を担当した。
  • 早稲田大学環境試験室に吹き出し風速を変動させることが出来るパーティション型パーソナル空調の実験装置を構築し、学生を被験者とした実験を実施し、その快適性を調べた。早稲田大学との共同研究。
  • ヒートパイプを利用した応答性の早いパーティション型ふく射パネルを開発し、PMVセンサーを用いてパネル前面に座った人間の温熱快適性を評価した。国内メーカーとの共同研究。
  • 一様温度の鉛直な加熱面・冷却面および断熱面で構成された長方形容器の中央を隔壁で仕切った実験装置を用いて、その伝熱特性を調べた。また、加熱面および冷却面の温度が与えられた場合に、プロフィル法を用いて空気温度分布および隔壁通過熱量を予測するプログラムを作成した。