共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年4月 - 2015年3月

基本転写因子TAF1が関与する転写障害と神経変性の研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
24590400
配分額
(総額)
5,330,000円
(直接経費)
4,100,000円
(間接経費)
1,230,000円

基本転写因子のサブユニットにおける転写障害が神経変性を引き起こす可能性の観点から、TAF1とその神経細胞特異的なアイソフォームにおける機能面での差異を調べる実験として、細胞周期に関する機能を喪失したハムスターのmutantセルラインを用いた実験を行った。様々な発現コンストラクトを導入した細胞をFACSによって細胞周期解析したところ、mutantセルラインがもつ細胞周期の機能に影響する点突然変異は、TAF1の神経細胞特異的な機能との関連が低いと示唆され、TAF1がもつ細胞周期関連の機能と神経細胞特異的な機能との関連について知見を得ることができた。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-24590400/24590400seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 24590400