八尾 寛
ヤオ ヒロム (Hiromu Yawo)
更新日: 12/02
基本情報
研究キーワード
8委員歴
40-
2011年4月 - 現在
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2011年4月 - 現在
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2011年4月 - 現在
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2011年4月 - 現在
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2011年4月 - 現在
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2011年4月 - 現在
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2007年4月 - 現在
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2007年4月 - 現在
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2007年3月 - 現在
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2007年3月 - 現在
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2003年4月 - 現在
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2003年4月 - 現在
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1990年4月 - 現在
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1990年4月 - 現在
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2016年4月 - 2018年3月
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2016年4月 - 2018年3月
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2016年12月 - 2017年11月
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2016年12月 - 2017年11月
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2014年8月 - 2016年7月
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2014年8月 - 2016年7月
受賞
3論文
135-
Journal of the American Chemical Society 145(19) 10779-10789 2023年5月2日
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Journal of the American Chemical Society 2023年4月21日
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Communications Biology 4(1) 2021年12月
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Advances in experimental medicine and biology 1293 359-375 2021年
-
Advances in experimental medicine and biology 1293 501-509 2021年
-
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 117(35) 21138-21146 2020年9月1日
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Biophysics and Physicobiology 17 59-70 2020年
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Advanced materials (Deerfield Beach, Fla.) 31(41) e1803474 2019年10月 査読有り
-
Neuromolecular medicine 2019年10月 査読有り
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IBRO Reports 6 S409-S409 2019年9月
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Scientific Reports 9(1) 3917 2019年3月8日 査読有り
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Current Protocols in Neuroscience 87(1) e64 2019年2月 査読有り招待有り
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The Journal of Physiological Sciences 69(1) 65-77 2019年1月14日 査読有り
-
Cell reports 26(4) 1033-1043.e5 2019年1月 査読有り
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Biochemistry 57(38) 5544-5556 2018年9月 査読有り
-
Biochemistry 2018年9月 査読有り
MISC
118-
分子科学討論会講演プログラム&要旨(Web) 17th 2023年
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日本生体エネルギー研究会討論会講演要旨集 49th 2023年
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生体分子科学討論会講演要旨集 47th 2021年
-
日本分子生物学会年会プログラム・要旨集(Web) 43rd 2020年
-
Labio 21 (80) 2020年
-
日本生体エネルギー研究会討論会講演要旨集 46th 2020年
-
生物物理(Web) 60(Supplement 1-2) 2020年
-
日本生理学雑誌 81(1) 27-27 2019年2月
-
光学 44(11) 415-415 2015年11月10日
-
化学と工業 68(11) 1012 2015年11月
-
生物物理 55(6) 311-316 2015年11月
-
包括脳ネットワークNewsLetter 8 14-15 2015年3月
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Optogenetics: Light-Sensing Proteins and their Applications 1-409 2015年1月1日
-
Optogenetics: Light-Sensing Proteins and their Applications v-vi 2015年1月1日
-
細胞 46(6) 285-288 2014年6月
-
内藤財団時報 (93) 52-52 2014年3月25日
-
細胞工学 33(3) 243-248 2014年2月
-
再生医療 13 282 2014年1月27日
-
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2014 _3A1-I01_1-_3A1-I01_3 2014年
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日本生理学雑誌 76(1) 33-34 2014年1月1日
書籍等出版物
15-
Springer 2021年 (ISBN: 9789811587627)
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Springer, Tokyo 2015年6月14日 (ISBN: 9784431555155)
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エヌ・ティー・エス 2013年4月
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Nova Science Publisher Inc. 2013年 (ISBN: 9781624172335)
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De Gruyter, Berlin 2013年 (ISBN: 9783110270716)
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Springer Verlag, Japan 2012年2月29日
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丸善 2011年1月31日 (ISBN: 9784621083192)
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吉岡書店 2011年
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2009年2月
-
Springer-Verlag 2009年1月
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丸善 2006年1月31日
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丸善 2004年2月29日
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吉岡書店 2001年7月5日
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1996年9月25日
講演・口頭発表等
363-
日本実験動物学会総会 2017年5月25日
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第94回日本生理学会大会 2017年3月28日
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第94回日本生理学会大会 2017年3月28日
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第94回日本生理学会大会 2017年3月28日
-
第94回日本生理学会大会 2017年3月28日
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the Nanyang Technological University (NTU) workshop on “Shedding light on the brain: merging neuroscience and photonics” 2017年3月21日
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The 2017 Japan-NIH joint Symposium 2017年2月15日
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先端モデル動物支援プラットフォーム平成28年度成果発表会 2017年2月6日
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先端モデル動物支援プラットフォーム平成28年度成果発表会 2017年2月6日
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第4回「適応回路シフト」領域班会議 2016年12月19日
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第4回「適応回路シフト」領域班会議 2016年12月19日
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第54回日本生物物理学会年会 2016年11月25日
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生理研研究会「シナプス伝達の細胞分子調節機構」 2016年11月21日
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第48回東北生理談話会 2016年10月15日
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17th International Conference on Retinal Proteins 2016年10月2日
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17th International Conference on Retinal Proteins 2016年10月2日
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第2回日本筋学会学術集会 2016年8月5日
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ルミノジェネティクス研究会 2016年7月23日
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第39回日本神経科学大会 2016年7月20日
共同研究・競争的資金等の研究課題
42-
科学研究費補助金 2009年4月 - 現在
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ライフサイエンス基礎科学研究 2008年7月 - 現在
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2005年4月 - 現在
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1999年4月 - 現在
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 2020年7月 - 2022年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 2013年4月 - 2018年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 2015年4月 - 2017年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 2015年4月 - 2017年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2013年4月 - 2016年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2013年4月 - 2016年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 2013年4月 - 2015年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 2013年4月 - 2015年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2011年4月 - 2014年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 2011年4月 - 2013年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 2011年 - 2012年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2009年 - 2011年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2008年 - 2010年
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科学研究費補助金 2007年4月 - 2009年3月
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科学研究費補助金 2007年4月 - 2009年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 萌芽研究 2005年 - 2006年
メディア報道
1-
河北新報 2014年1月7日 新聞・雑誌
その他
56-
2016年1月 - 2016年1月本研究は、ランタニドナノ粒子(LNP)とチャネルロドプシン(ChR)などの光受容タンパク質を最適化し、両者を神経回路モデルで評価することで、生体透過性に優れた近赤外光で、神経細胞活動を操作する基盤技術を開発することを目的とする。日本側において、光受容タンパク質を改変し、感度やナノ粒子との接着性を高め、相手国側において、アップコンバージョン効率を高める。最適化されたナノ粒子と光受容タンパク質を、相手国側において脊髄神経回路に応用し、歩行パターン発生回路の近赤外光駆動を評価する。日本側は、ナノ粒子の表面修飾や光受容タンパク質の改変において優れ、相手国側は、ナノ粒子の開発や動物実験において優れているので、相乗効果が期待される。両国チームによる共同研究を通して、脳・脊髄など中枢神経深部の神経細胞を低侵襲で近赤外光操作するバイオ・ナノデバイスシステムの基盤技術の確立が期待される。生物由来の光受容タンパク質は、可視光に応答するが近赤外光に反応しない。650–1450 nmの近赤外光は、可視光に比べ組織透過性に優れている。LNPのアップコンバージョンとChRの組合せは、提案者らの先行研究では、効率が約0.000001%と極めて低い。本研究は、その効率を0.001%以上に高めることにより、近赤外光を用い神経活動を非侵襲で自在に操作することを可能とするものである。
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2015年10月 - 2015年10月A recent innovation driven by optogenetics enables one to investigate the performance of a neuronal network with cause-effect relationship (Yawo et al., 2015). When light-sensitive cation channels such as ChR2 are expressed in a neuron, whether the neuron is sufficient for the network performance could be determined on the basis of light-dependent changes in the activity of the neuron. On the other hand, neurons expressing a light-driven Cl- pump (eg. NpHR) or a light-driven H+ pump (eg. ArchT) become hyperpolarized by yellow light with the reduction of their activity. As a result, it could be determined whether a neuron in question is necessary for the network performance of the behavioral expression. Applying both positive and negative manipulations together, it is possible to clarify the necessary and sufficient conditions. Here, we showed that one of light-driven Na+ pumps, KR2, which is derived from a marine flavobacterium Krokinobacter eikastus (Inoue et al., 2013; Kato et al., 2015), is a novel optogenetic bioactuator for the stable hyperpolarization of membrane potential. Rat cortical neurons were cultured and transfected to express a human codon-optimized KR2 gene fused wi
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2013年12月 - 2013年12月ヒトは触覚などの体性感覚を介して、外界のさまざまな情報をえている。しかし、ものの形、大きさ、運動、手触りなどの複合的な触覚情報が、脳内においてどのように処理されているかについての研究は、ほとんどなされていない。本研究においては、三叉神経節機械受容ニューロン特異的にチャネルロドプシン2を発現するラットを用い、触覚パターンに応答する脳領域を同定することを目的とする。当該ラットにおいては、頬ひげ(ウィスカ)の毛包に分布する機械受容神経終末にチャネルロドプシン2が高密度に分布しているので、大脳皮質バレル野において、ウィスカ毛包光刺激による応答が計測される。そこで、チャネルロドプシン2トランスジェニックラットのウィスカ基部と青色LEDをプラスチック光ファイバーでつなぐ。LEDの点滅をコンピューターD/A変換によりソフトウェア制御し、4×4(計16チャネル)の光刺激マトリクスパターンを作成する。小動物用7T-MRI装置を用いたfMRIにより、光刺激パターンに依存したBOLD信号を抽出する。これを解析することにより、各々のマトリクスパターン入力に対応する脳領域を同定する。本研究は、チャネルロドプシン2などを利用したオプトジェネティクスと光による時間・空間的パターン刺激をfMRIと組み合わせた独創的なシステムを開発するものであり、脳の機能構築研究のブレークスルーになるとともに光科学技術の向上に寄与する。本研究を嚆矢として、体性感覚におけるパターン認識の生理学という未知の領域の研究が進展することが期待される。
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2012年11月 - 2012年11月非侵害性の触刺激により痛みが誘発されるアロディニアは、神経障害性疼痛の主症状の一つで、モルヒネなど鎮痛薬にも抵抗性を示す場合があり、その発症維持メカニズムの解明と有効な治療薬の開発は重要な課題である。神経障害後にAβ線維の刺激で疼痛が誘発されるかどうか大型神経選択的にChannelrhodopsin-2 (ChR2)を発現するトランスジェニックラット(W-TChR2V4ラット)を用いて検討する。
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2011年7月 - 2011年7月脳のニューロンの活動が高次機能を作り出しているしくみを解明するにあたり、個々のニューロンの活動とその操作を、ネットワークの活動や動物行動と関連付けながら、双方向的に解析することが重要です。これを行うにあたり、光受容能のある機能分子を遺伝子工学的に目的の細胞に組込み、光学的にこれを制御する手法(オプトジェネティクス、光遺伝学)と光の出力と電気の多点入力をあわせ持つ双方向プローブを一体化したシステムを開発します。
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2010年4月 - 2010年4月緑藻類クラミドモナスが持つ光受容イオンチャネル遺伝子を網膜の残存する細胞に導入することにより、光受容能を与えるというものである。この様式から遺伝子導入された個々の細胞が光受容細胞になると考えられる。現在までの研究で、1回の眼内注射で約28万個の細胞に光受容能を与えることが可能であることが明らかとなっている。人工網膜の100あるいは1000画素に対し、この方法では1回の眼内注射で28万画素相当という遙かに高い解像度が期待できる。また、その光受容のメカニズムも元来の神経細胞が持つ、興奮、神経パルスの発生という本来の網膜における光受容伝達様式であることも大きな特徴である。しかし、ヒトへの応用を考えた場合、大きな問題点がある。遺伝子治療という範疇から、高等動物でこの治療法の安全性を明確に示す必要がある。
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2009年10月 - 2009年10月前頭連合野は、皮質下の基底核、小脳、海馬、扁桃体との間に機能連関し、動作制御、認知的行動制御に関わっている。特に意思決定に関しては、記憶(海馬)、情動(扁桃体)、認知的習慣(基底核)などのさまざまな情報の統合が大事である。申請代表者の行ってきた前頭連合野の情報表現は、固定的なものでなく、行動文脈依存的であり、さらに動的変化することが見出された。このような動的状態変化のメカニズムを理解するにはシステムとしての安定性(アトラクター)や状態遷移という捉え方が必須であるとの考えに到った(Sakamoto, Mushiake et al 2008; Mita, Mushiake et al 2009)。前頭連合野と機能連関のある海馬、基底核、そして扁桃体も、それぞれ、局所回路として独自に状態とその遷移の動作原理があることが示唆されている。特に抑制性の細胞の多様性とその意義が、皮質、海馬、扁桃体で議論されており、抑制性細胞と興奮性細胞の活動が各システムでの回路の安定と状態遷移の神経基盤と考えられる。そこで、本研究では、中枢神経ネットワークのモデルシステムとして、前頭連合野(虫明)、海馬(八尾)、扁桃体(柳川)、基底核(小山内)にフォーカスし、興奮性抑制性の相互作用とそれによる動的状態遷移のメカニズムを解明し、回路の安定性と状態遷移を作り出す共通の基盤原理を見出すことを第一の目標とする。さらに、部位特異的な状態制御機構の解明を第二の目標とする。
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2009年4月 - 2009年4月これまで行った共同研究から、グリア細胞と神経細胞との接触によって生じる神経細胞の成熟促進という現象を探る上で重要な知見を得た。現象のメカニズムを高い精度で測定するために必要な新たなアプローチ法を開発しつつあり、研究をより詳細かつ正確なものにする。
社会貢献活動
30