2018年4月 - 2021年3月
近紫外→可視波長変換量子ドットによる太陽電池性能の向上
日本学術振興会 科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会) 基盤研究(B)
太陽電池モジュールでは、部材を紫外光から保護するために、紫外光吸収剤が使用されているので、波長400 nm以下の分光感度が低下している。紫外光吸収剤の代わりに、紫外光を可視光へ変換できる蛍光体を用いれば、太陽電池モジュールの部材を保護するのと同時に、紫外光に対する太陽電池モジュールの分光感度を向上することができる。本研究では、太陽電池モジュールの分光感度の高い可視光に対して透明であり、劣化の原因となる紫外光を可視光へ変換するコア/シェル型CuInS2/ZnSおよびCuGaS2/ZnS量子ドット蛍光体を開発し、これらの量子ドットの波長変換によって太陽電池モジュールの光電変換効率の向上を検討した。
- ID情報
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- 課題番号 : 18H02061
- 体系的課題番号 : JP18H02061