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査読有り
2018年5月

【美しく老いるために-高齢化に備える皮膚科診療】(第II章)高齢者診療で遭遇する皮膚疾患 高齢者に多い水疱症

金原出版(株) 皮膚科の臨床
  • 鈴木 瑛子
  • ,
  • 白鳥 実友
  • ,
  • 立石 千晴
  • ,
  • 鶴田 大輔

60
6
開始ページ
969
終了ページ
974
記述言語
英語
掲載種別
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

<文献概要>高齢者に多い水疱症として,水疱性類天疱瘡と粘膜類天疱瘡が存在する。水疱性類天疱瘡は全身の皮膚に浮腫性紅斑や緊満性水疱を呈し,口腔粘膜病変を認める場合もあるのに対し,粘膜類天疱瘡は粘膜優位のびらん性病変が特徴的で,皮膚病変を認めても軽微である。これらは標的抗原も異なり,水疱性類天疱瘡はBP180(XVII型コラーゲン:COL17)NC16a領域やBP230を,粘膜類天疱瘡ではBP180のC末端側やラミニン332を標的抗原としていることが多い。いずれもステロイド全身投与が主な治療法であるが,ステロイド内服療法に抵抗性を示し治療に難渋する症例にも遭遇する。高齢者の場合はステロイドの副作用や合併症が問題になることもあり,症例に応じて慎重な対応が必要である。

リンク情報
URL
http://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&type=opac&sid=1&sidx=9&config_id=1&bookid=2018283043&doc_id=20180607110039&icon=https%3A%2F%2Fsfx10.usaco.co.jp%2Focu%2Fsfx.gif

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