2012年4月 - 2014年3月
実糖蜜廃液中有機物を利用する微生物燃料電池の開発と残渣廃液中の着色成分の分解
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
本研究では、サトウキビ由来の糖蜜を利用するバイオエタノール生産からの廃液を、微生物燃料電池で利用するシステム構築を目的とした。その糖蜜廃液は、色度が極めて高く、メラノイジンと推定される高分子物質が存在した。微生物燃料電池は、まず曝気による酸素供給をする二槽式セルを用いた。長期間発電し続け、45日間での電気量は0.04Ahであった。また、曝気を行わない一槽式セルも、二槽式セルと遜色ない発電量であった。pHについては、pH 5以下になると極端に発電量が低下した。
以上、得られた知見を用いることで、糖蜜廃液を用いた微生物燃料電池の連続運転が可能であることがわかった。
以上、得られた知見を用いることで、糖蜜廃液を用いた微生物燃料電池の連続運転が可能であることがわかった。
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- 課題番号 : 24651086
- 体系的課題番号 : JP24651086