柳井 亮二

J-GLOBALへ         更新日: 19/05/14 08:18
 
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研究者氏名
柳井 亮二
 
ヤナイ リョウジ
所属
山口大学
部署
山口大学医学部附属病院眼科
職名
講師
学位
医学博士(山口大学大学院医学系研究科)
科研費研究者番号
10346554

プロフィール

1991年に山口大学医学部に推薦で入学し,1997年に卒業後,山口大学医学部眼科学教室に入局しました。研修医の時代から積極的に疾患の病態解明とその治療法に興味を示し,眼科臨床研修と共に,新しい臨床知見を報告(臨床眼科)してきました。
1998年より山口大学大学院に進学し,遷延性角膜上皮欠損に対する創傷治癒のメカニズムの解明,角膜疾患治療薬(サブスタンスP+インスリン様成長因子点眼薬)の開発に関する研究に参加しました。
2002年に大学院を修了後,下関市立豊田中央病院に勤務し,眼科専用外来棟の設立に尽力し,病院経営にも大きく貢献しました。
2007年より山口大学医学部附属病院助教,2009年より山口大学医学部眼病態学講座講師,2010年より山口大学大学院医学系研究科眼科学講師としてフィブロネクチン由来ペプチド(PHSRN)による新規の角膜上皮欠損修復薬の研究やコンタクトレンズ装用が角膜生理へおよぼす影響と角膜炎症の病態解明について多くの報告を行ってきました。
2011年よりハーバード大学・マサチューセッツ眼科耳鼻科病院にリサーチフェローとして留学し,眼炎症および眼血管新生に対する研究に従事しました
2013年9月より山口大学大学院医学系研究科眼科学分野に復帰し,眼炎症疾患および加齢黄斑変性症の診療および研究を精力的に行っています。
2015年日本眼炎症学会総会では事務局長として学会を円滑に成功裏に運営した実績があります。
現在,網膜手術班のチーフとしてリーダーシップを発揮し,自らすべての緊急手術に立ち会う傍ら,研修医,眼科専門研修医,大学院生の指導も熱心に行っています。
臨床経験は豊富で,眼球の前(コンタクトレンズ)から,中間(ぶどう膜炎),後ろ(網膜硝子体)まで,幅広い専門分野をカバーし,各専門分野の診療,研究能力を高く評価されています。外来診療では小生が設立したぶどう膜炎専門外来を引き継ぎ,ぶどう膜炎チームのリーダーとして県内外から紹介される難治症例に対して,的確な診療および後輩医師の指導を行っています。網膜硝子体外来では,網膜剥離,眼底出血や外傷などの急患が多く紹介されますが,急性期を脱した患者の被紹介率も高く,地域病院との連携を深めています。患者さんへの対応は医事課,行政と密に連絡をとり,事務的に問題解決を諮るなど,医療のみならず医療経済および医療行政にも精通しています。
国際的な交流も盛んに行っており,留学していたハーバード大学眼科(ボストン),Scripps研究所,マレーシアサインズ大学眼科と共同研究を行っています。特にハーバード大学でpatentを取得し,創薬ベンチャーと連携して加齢黄斑変性に対する新薬の開発を進めています。
留学生の受け入れも行っており,2013年以降の2年間で4名の留学生を担当し,指導を行ってきました。
国内外の主要な学会ではシンポジストとして招待講演をする機会も多く,世界のコンタクトレンズの研究方針を決定する学術会議ISCLRの会員にも選出されています。

研究分野

 
 

経歴

 
2015年1月
 - 
現在
山口大学医学部附属病院 眼科 講師
 
2013年9月
 - 
2014年12月
山口大学大学院医学系研究科 眼科 講師
 
2011年1月
 - 
2013年8月
ハーバード大学 眼科 研究員
 
2010年10月
 - 
2010年12月
山口大学医学部附属病院 眼科 講師
 
2009年9月
 - 
2010年9月
山口大学医学部寄付講座 眼病態学講座 講師
 

学歴

 
1998年4月
 - 
2002年3月
山口大学 大学院医学系研究科 眼科学
 
1991年4月
 - 
1997年3月
山口大学 医学部 医学科
 

受賞

 
2015年5月
山口大学医学部附属病院 治験功労賞
 
2015年3月
霜仁会 学術奨励賞本賞
 
2014年6月
宇部興産学術振興財団 学術奨励賞
 
2013年7月
日本コンタクトレンズ学会 学術奨励賞
 
2012年2月
第36回角膜カンファランス・第28回日本角膜移植学会 学術奨励賞
 
2009年11月
山口県眼科医会 学術奨励賞
 
2009年7月
第52回日本コンタクトレンズ学会総会 トピックス賞
 
2007年7月
第50回日本コンタクトレンズ学会総会 トピックス賞
 
2006年7月
第49回日本コンタクトレンズ学会総会 トピックス賞
 

論文

 
Uchi SH, Yanai R, Tsuneoka H, Otsuyama KI, Sonoda KH, Kimura K
A case of cat scratch disease diagnosed by indirect fluorescent antibody assay of IgM specific for a Japanese strain of Bartonella henselae      2019年1月   [査読有り]
Epidemiological and Clinical Characteristics of Optic Neuritis in Japan
Hitoshi Ishikawa, MD, PhD,1 Takeshi Kezuka, MD, PhD,2 Keigo Shikishima, MD, PhD,3Akiko Yamagami, MD,4 Miki Hiraoka, MD, PhD,5 Hideki Chuman, MD, PhD,6 Makoto Nakamura, MD, PhD,7 Keika Hoshi, DDS, PhD,8 Toshiaki Goseki, MD, PhD,9 Kimiyo Mashimo,BS,10 Osamu Mimura, MD, PhD,11 Takeshi Yoshitomi, MD, PhD,12 Keiko Tanaka, MD, PhD,13; for the Working Group on Diagnostic Criteria for Refractory Optic Neuritis Based on Neuroimmunological Perspective
Ophthalmology      2019年   [査読有り]
Takeda A, Yamada H, Hasegawa E, Arima M, Notomi S, Myojin S, Yoshimura T, Hisatomi T, Enaida H, Yanai R, Kimura K, Ishibashi T, Sonoda KH
Japanese journal of ophthalmology   62(3) 398-406   2018年5月   [査読有り]
Nomi N, Ota M, Fukumura M, Nuno Y, Hatano M, Wakuta M, Yanai R, Kimura K
Japanese journal of ophthalmology   62(2) 163-167   2018年3月   [査読有り]
Kota Sato, Atsunobu Takeda, Atsunobu Takeda, Eiichi Hasegawa, Young Joon Jo, Mitsuru Arima, Yuji Oshima, Yanai Ryoji, Toru Nakazawa, Mitsuko Yuzawa, Hiroyuki Nakashizuka, Hiroyuki Shimada, Kazuhiro Kimura, Tatsuro Ishibashi, Koh Hei Sonoda
Immunological Medicine   41 23-29   2018年1月
© 2018, © 2018 The Author(s). Published by Informa UK Limited, trading as Taylor & Francis Group on behalf of the Japanese Society of Clinical Immunology. Subretinal fibrosis has been recognized as a feature of an advanced stage of exudative age...
Yanai R, Chen S, Uchi SH, Nanri T, Connor KM, Kimura K
PloS one   13(4) e0196037   2018年   [査読有り]
Yanai R, Harada D, Uchi SH, Yamashiro C, Orita T, Sonoda KH, Kimura K
American journal of ophthalmology case reports   7 107-112   2017年9月   [査読有り]
Hasegawa E, Inafuku S, Mulki L, Okunuki Y, Yanai R, Smith KE, Kim CB, Klokman G, Bielenberg DR, Puli N, Falck JR, Husain D, Miller JW, Edin ML, Zeldin DC, Lee KSS, Hammock BD, Schunck WH, Connor KM
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America   114(36) E7545-E7553   2017年9月   [査読有り]
Othman K, Liza-Sharmini AT, Ibrahim M, Tharakan J, Yanai R, Zunaina E
International medical case reports journal   10 35-40   2017年   [査読有り]
Sakoda Y, Nagai T, Murata S, Mizuno Y, Kurosawa H, Shoda H, Morishige N, Yanai R, Sonoda KH, Tamada K
Journal of immunology (Baltimore, Md. : 1950)   196(7) 2947-2954   2016年4月   [査読有り]

Misc

 
【眼科に役立つサプリメント】 EPA/DHA
柳井 亮二
あたらしい眼科   35(6) 727-733   2018年6月
眼球破裂後に生じた交感性眼炎の一例
野田 健, 永井 智彦, 東島 史明, 播磨 希, 寺西 慎一郎, 内 翔平, 柳井 亮二, 木村 和博
眼科臨床紀要   11(4) 311-311   2018年4月
ぶどう膜炎続発緑内障におけるリパスジル点眼薬による眼圧下降効果の検討
内 翔平, 永井 智彦, 寺西 慎一郎, 柳井 亮二, 木村 和博
眼科臨床紀要   11(4) 311-311   2018年4月
眼鏡とコンタクトレンズによる乱視矯正
柳井 亮二
日本眼科学会雑誌   122(臨増) 90-90   2018年3月
網膜静脈分枝閉塞症の視力予後予測因子に関する多施設共同後ろ向き研究
半田 恒明, 坪井 孝太郎, 野間 英孝, 志村 雅彦, 石川 裕人, 五味 文, 佐埜 弘樹, 三田村 佳典, 近藤 峰生, 柳井 亮二, 西信 良嗣, 大路 正人, 岩崎 将典, 瓶井 資弘, 坂本 泰二, J-CREST Study Group
日本眼科学会雑誌   122(臨増) 186-186   2018年3月
網膜静脈分枝閉塞症に伴う黄斑浮腫に対する抗VEGF療法開始時期の検討
能美 なな実, 西本 綾奈, 山城 知恵美, 波多野 誠, 折田 朋子, 湧田 真紀子, 柳井 亮二, 木村 和博
眼科臨床紀要   10(11) 929-929   2017年11月
広範囲な網膜病変がみられたHLA-B51陽性のAPMPPEの一例
西本 綾奈, 内 翔平, 波多野 誠, 折田 朋子, 原田 大輔, 柳井 亮二, 木村 和博
眼科臨床紀要   10(11) 962-962   2017年11月
当院における非感染性ぶどう膜炎3例に対するアダリムマブの使用経験
内 翔平, 波多野 誠, 原田 大輔, 藤津 揚一朗, 柳井 亮二, 園田 康平, 木村 和博
眼科臨床紀要   10(5) 447-447   2017年5月
クロロキン・ヒドロキシクロロキンによる網膜症の予防スクリーニングの実際
柳井 亮二, 内 翔平, 岩本 菜奈子, 西本 綾奈, 森 賢一郎, 波多野 誠, 木村 和博
眼科臨床紀要   10(5) 448-448   2017年5月
【コンタクトレンズ総点検】 コンタクトレンズ教育概論
柳井 亮二
眼科グラフィック   6(2) 156-159   2017年4月

講演・口頭発表等

 
再考コンタクトレンズケア [招待有り]
柳井 亮二
2018年11月23日   
角膜混濁を伴う網膜剥離に対するPKPと硝子体の同時手術
吉本 拓矢,冨永 和花,西本 綾奈,芳川 里奈,守田 裕希子,山田 直之,柳井 亮二,木村 和博
第132回山口県眼科医会秋季総会並びに集談会   2018年11月18日   
眼炎症性疾患の基礎と臨床 [招待有り]
柳井 亮二
第38回日本眼薬理学会   2018年9月29日   
ぶどう膜炎に対する最新の治療戦略
柳井 亮二
エーザイMR実践研修   2018年8月27日   
感染性ぶどう膜炎の診療アップデート [招待有り]
柳井 亮二
日本眼科医会生涯教育講座   2018年8月25日   
感染性ぶどう膜炎の診療アップデート [招待有り]
柳井 亮二
日本眼科医会 生涯教育講座   2018年8月4日   
不妊治療としての夫リンパ球移植術を受けた後に原田病を発症した例
内 翔平,近藤 由樹子,湧田 真紀子,柳井 亮二,木村 和博
第52回日本眼炎症学会   2018年7月15日   
EPAチトクロームP450代謝物17,18−EEQによる自己免疫性実験的ぶどう膜炎の炎症抑制
柳井 亮二,内 翔平,庄田 裕美,木村 和博
第52回日本眼炎症学会   2018年7月14日   
感染性ぶどう膜炎の診療アップデート [招待有り]
柳井 亮二
日本眼科医会生涯教育講座   2018年7月7日   
IgA腎症に伴って網膜色素上皮障害をきたした1例
佐久間 彩乃,野田 健,緒方 惟彦,吉本 拓矢,湧田 真紀子,折田 朋子,柳井 亮二,木村 和博
第131回山口県眼科医会春季総会並びに集談会   2018年5月20日   
ぶどう膜炎の診かた,治しかた
柳井 亮二
木村眼科内科病院オープンカンファレンス   2018年5月18日   
眼鏡とコンタクトレンズによる乱視矯正 [招待有り]
柳井 亮二
第122回日本眼科学会総会   2018年4月20日   
免疫不全で生じる眼病変
柳井 亮二
第106回宇部市医師会リウマチ・膠原病を勉強する会   2018年4月13日   
網膜疾患のOCTの撮りかたと見かた
柳井 亮二
第13回やまぐち眼科スタッフ講習会   2018年3月18日   
ぶどう膜炎の診かた、考え方
柳井 亮二
自己免疫疾患研究会   2018年2月21日   
全層角膜移植術と硝子体手術を併施した症例
吉本 拓矢,寺西 慎一郎,山田 直之,柳井 亮二,木村 和博
第175回九州大学眼科研究会   2018年2月17日   
RVO治療と網膜硝子体手術
柳井 亮二
バイエル製薬社員研修   2018年2月15日   
レンズケース汚染が原因と考えられたオルソケラトロジー関連アカントアメーバ角膜炎
長谷川 実茄,柳井 亮二,山田 直之,守田 裕希子,東島 史明,木村 和博
角膜カンファランス2018   2018年2月15日   
網膜色素上皮細胞によるコラーゲンゲル収縮に対するRAR-αアゴニストの抑制作用
小林 由佳,佐久間 彩乃,太田 真実,山城 知恵美,内 翔平,小林 正明,波多野 誠,湧田 真紀子,徳田 和央,柳井 亮二,木村 和博
第57回日本網膜硝子体学会総会   2018年1月28日   
IgA腎症に伴って網膜色素上皮障害をきたした1例
野田 健,緒方 惟彦,吉本 拓矢,湧田 真紀子,折田 朋子,柳井 亮二,木村 和博
第5回中国四国レチナミーティング   2018年   

競争的資金等の研究課題

 
研究期間: 2018年4月 - 2021年3月    代表者: 柳井 亮二
加齢黄斑変性(AMD)は先進国の視力障害の主原因にもかかわらず、有効な根治療法がない。私たちはオメガ3脂肪酸とそのチトクロームP450代謝産物(CYP)により接着因子が減少して免疫細胞浸潤が抑制され、滲出型AMDに特徴的な脈絡膜新生血管が縮小することを証明した。さらにオメガ3脂肪酸はT細胞浸潤を抑制して眼内炎症を沈静化することを報告した。これらの研究成果から、網脈絡膜への免疫細胞浸潤が滲出型AMDの病態に重要であるとの仮説に至った。本研究では血液網膜バリアを制御するADAM12(A dis...
血液網膜バリアをターゲットとしたVEGFを標的としない加齢黄斑変性の治療法の研究開発
ノバルティスファーマ: ノバルティス研究助成
研究期間: 2018年4月 - 2019年3月    代表者: 柳井 亮二
血液網膜バリアに着目したVEGFを標的としない加齢黄斑変性の治療法の開発
日本アルコン 研究活動に対する助成
研究期間: 2018年4月 - 2019年3月    代表者: 柳井 亮二
難治性疾患トランスレーション研究拠点
山口大学: 「新呼び水プロジェクト(研究拠点形成型)」
研究期間: 2014年4月 - 2019年3月    代表者: 坂井田 功
血液網膜関門の制御メカニズムを基軸とした眼内慢性炎症疾患の病態解明と治療法の開発
ノバルティス ファーマ研究助成
研究期間: 2017年4月 - 2018年3月    代表者: 柳井 亮二
血液網膜バリアに着目したVEGFを標的としない加齢黄斑変性の治療法の開発
日本アルコン株式会社研究助成
研究期間: 2017年4月 - 2018年3月    代表者: 柳井 亮二
文部科学省: 科学研究費(基盤C)
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 柳井 亮二
文部科学省: 科学研究費(基盤C)
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 寺西 慎一郎
自然免疫を基軸としたオメガ3 脂肪酸を用いた獲得免疫の制御メカニズムの 解明と自己免疫システムの関与
ノバルティス ファーマ眼疾患研究助成
研究期間: 2017年1月 - 2017年12月    代表者: 柳井 亮二
オメガ3 脂肪酸を用いた眼内慢性炎症疾患の制御メカニズムの 解明と治療法の開発
ノバルティス ファーマ研究助成
研究期間: 2016年4月 - 2017年3月    代表者: 柳井 亮二

特許

 
特願14/758,724 : CYP450 Lipid Metabolites Reduce Inflammation And Angiogenesis
柳井 亮二