鳥山純子 (Junko Toriyama) - マイポータル

基本情報

所属: 立命館大学国際関係学部国際関係学科准教授
: (兼任)国際関係研究科
: (兼任)衣笠総合研究機構国際地域研究所
: (兼任)衣笠総合研究機構国際言語文化研究所
: (兼任)衣笠総合研究機構中東・イスラーム研究センター

学位: 修士(カイロアメリカン大学)
博士（学術）(お茶の水女子大学)

研究者番号: 10773864
J-GLOBAL ID: 201801016236634690
researchmap会員ID: 7000024123

研究キーワード

中東ジェンダー、民族誌、学校教育、女性の労働市場参入、相互行為、エジプト、レバノン

研究分野

経歴

2024年4月 - 現在

立命館大学国際関係学部, 教授
2018年4月 - 2024年3月

立命館大学国際関係学部, 准教授
2015年4月 - 2018年3月

独立行政法人日本学術振興会・特別研究員（PD）
2014年4月 - 2015年3月

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・ジュニア・フェロー
2014年4月 - 2015年3月

東京大学東洋文化研究所西アジア部門・特任研究員

学歴

- 2014年3月

お茶の水女子大学大学院, 人間文化研究科, ジェンダー学際研究専攻
- 2004年5月

カイロアメリカン大学大学院, 人文学社会科学研究科, 社会学・人類学専攻
- 1998年3月

国際基督教大学, 教養学部, 社会科学科

委員歴

2016年5月 - 2018年3月

日本貿易振興会アジア経済研究所, 研究会委員「中東イスラーム諸国における生殖医療と家族」

受賞

2018年10月

教育奨励賞, 東京家政学院大学

鳥山純子

論文

中東ジェンダー研究の挑戦―ジェンダー化されたオリエンタリズムを超えて―

国際ジェンダー学会誌 16 20-33 2019年2月
病の前の舅の姿を求めて

村上薫編『中東における家族の変容」研究会調査報告書』ウェブ掲載 http://www.ide.go.jp/library/Japanese/Publish/Download/Report/2017/pdf/2017_2_40_005_ch03.pdf 37-48 2018年3月
化粧の消費と身体規範の転換――現代カイロの化粧をめぐる世代間の衝突

鳥山純子

コスメトロジー研究報告 20 148-151-151 2012年9月
中東研究における女性身体の処遇：「交渉」を鍵とした研究動向分析

鳥山純子, TORIYAMA Junko

人間文化創成科学論叢 12 277-285 2010年3月
Reexamining 'the local' gender norm: Thinking about better use of Islam and Family in Development with a case of the Mehram norm in Contemporary Cairo

Beyond the Difference: Repositioning Gender and Development in Asian and the Pacific Context (F-GENS Publication Series 32) 169-179 2008年3月
エジプト人女性の海外就労と「マフラム規範」の書き換え―サウジアラビアへ派遣された女性教師の事例を中心に―

F-GENS ジャーナル 6 95-102 2006年9月

MISC

36

クォンキム・ヒョンヨン編『被害と加害のフェミニズム：#MeToo 以降を展望する』

鳥山純子

立命館アジア・日本研究学術年報 (5) 176-180 2024年8月30日招待有り
エジプトのウルフィー婚―個人的経験からみた信仰心のジレンマ

鳥山純子

イスラーム・ジェンダー・スタディーズ１結婚と離婚 1 199-204 2019年11月招待有り
読書案内ムスリムの家族

鳥山純子

歴史と地理世界史の研究 726 40-43 2019年8月招待有り
書評クリスチャン・ヨプケ著『ベール論争―リベラリズムの試練』

イギリス女性史研究会 6 104-106 2019年6月
書評 Kevin Gray, Hassan Bashir, and Stephen Keck編 _Western Higher Education in Asia and the Middle East: Politics, Economics, and Pedagogy_

鳥山純子

ジェンダー研究 21 179-181 2018年6月
日常生活に探るエジプト都市部の自治意識と警察

鳥山純子

歴史地理教育 779(779) 84-89-89 2011年9月
国際的な人の流れを考えるためにこの人のこの一冊『ボディ・サイレント』

国際人流 48-49 2006年10月

書籍等出版物

TAMO #1

鳥山純子 (担当:分担執筆, 範囲:Neo-Patriarchy or Ultimate Love?: Thining mommy's Boy culture in Morocco)

KULTE Editions 2024年12月 (ISBN: 9789920902793)
「アラブの春」のアクチュアリティ : エジプト一月二十五日革命を中心にみるグローバリゼーション下の日常的抵抗

大稔, 哲也, 池田, 美佐子, 竹村, 和朗, 千葉, 悠志, 萩原, 優, 黒田, 彩加, 三代川, 寛子, 後藤, 絵美, 鳥山, 純子, 鷹木, 恵子, 岡崎, 弘樹, 山岸, 智子 (担当:分担執筆, 範囲:第8章「家族から考える、広義の『一月二十五日革命』)

山川出版社 2024年7月 (ISBN: 9784634672628)
「12章ジェンダーから考えるイスラーム ――女性にとっての「良い・悪い」の議論を超えて」『大学生・社会人のためのイスラーム講座』、

小杉泰, 黒田賢治, 二ツ山達朗編

ナカニシヤ出版 2018年12月 (ISBN: 9784779513312)
『ムスリム女性に救援は必要か』ライラ・アブー＝ルゴド著

共訳, 嶺崎寛子

書肆心水 2018年9月 (ISBN: 9784906917839)
『不妊治療の時代の中東』、「3章女性から見たカイロの生殖の一風景―家族をめぐる二つの期待の狭間で―」

村上薫編

IDE-JETRO アジア経済研究所 2018年3月 (ISBN: 9784258290499)
『イスラームってなに？シリーズ２イスラームのくらし』

かもがわ出版 2017年11月 (ISBN: 9784780308617)
「「イスラーム」と「ジェンダー」：実態と認識の間の二つのブラックボックス」『イスラーム・ジェンダー学の構築に向けて』

長沢栄治編

東京大学東洋文化研究所 2017年3月 (ISBN: 9784990953102)
「日常的「安全保障」の終わり？」『中東と日本の針路「安保法制」がもたらすもの』

長沢栄治, 栗田矢禎子編

大月書店 2016年5月 (ISBN: 9784272211135)
「身に着ける歴史としてのファッション―個人史と社会史の交差に見るエジプト都市部の老齢ムスリマの衣服」『アジア遊学１８６世界史のなかの女性たち』

水井万里子, 杉浦未樹, 伏見岳志, 松井洋子編著

勉誠出版 2015年7月 (ISBN: 9784585226529)
「第31章主婦がこだわる住まいの床張り―過密都市の空間利用術―」『現代エジプトを知るための60章』

鈴木恵美編著

明石書店 2012年8月 (ISBN: 9784750336480)

講演・口頭発表等

From a Gender Norm to the Heritage: A Case of Moroccan Mom's Boy

鳥山純子

アジア中東学会連合第15回大会 2024年12月8日
生き方を選ぶ自由―ジェンダーから見る平和ミュージアム

鳥山純子

平和友の会講演会 2024年10月12日招待有り
イスラーム・ジェンダー学科研と考えるコロニアリティーインターセクショナリティ偏重批判と第三世界フェミニズムの再考から

鳥山純子

東京外国語大学AA研共同利用・共同研究課題『現代世界の分断と共生の検討：イスラーム・ジェンダー学的アプローチから 2024年4月6日招待有り
趣旨説明：性別という境界の再考

鳥山純子

イスラーム×ジェンダー：「境界」を生きる／超える 2019年12月21日招待有り
ムスリムの日常、あるいはイスラームのある日常ーあるエジプトの家族の話ー

鳥山純子

素顔の中東・イスラーム（日本中東学会第25回公開講演会） 2019年11月17日招待有り
外からの中東、中からの中東：中東ジェンダー学のススメ

鳥山純子

新時代の中東・イスラーム研究を拓く 2019年11月4日招待有り
中東における「ろくでなし」ジェンダー学の可能性

鳥山純子

国際ジェンダー学会2019年大会 2019年9月1日
本当はこわい（？）ムスリム女性のスカーフ論争

ライスボールセミナー 2019年5月28日
理不尽に耐えず抵抗する、イエメンの少女から学ぶ”知”の力

鳥山純子

イスラーム映画祭４『わたしはヌジューム、10歳で離婚した』トークセッション 2019年4月27日招待有り
イエメンだけの問題ではない”児童婚”

鳥山純子

イスラーム映画祭４『わたしはヌジューム、10歳で離婚した』トークセッション 2019年3月16日招待有り
現代カイロで母であることのジレンマ

中東の妊活事情家族・医療・イスラームの視点から 2019年2月24日
Femininity or anti-machoism: revisiting women's roles in nonviolence

国際ワークショップ「非暴力」という戦略、「非暴力」という未来 2018年11月17日
Playing with social positions in contemporary Cairo: Female school teachers' manners and techniques of friend-making

The 5th World Congress for Middle Eastern Studies 2018年7月20日
Beyond the intersectionality

Lucy Delap 国際セミナー 2017年10月28日

所属学協会

Works(作品等)

共同研究会国立民族学博物館「個ー世界論――中東から広がる移動と遭遇のダイナミズム」

2015年10月1日 - 2020年9月30日その他
理不尽に耐えず抵抗する、イエメンの少女から学ぶ”知”の力

2019年4月27日 - 2019年4月27日その他
共同研究会アジア経済研究所「中東における家族の変容」

2017年4月1日 - 2019年3月31日その他
イエメンだけの問題ではない”児童婚”

2019年3月16日 - 2019年3月16日その他
海外調査アジア経済研究所「中東における家族の変容」エジプト調査

2018年8月19日 - 2018年9月9日その他
共同研究現代中東地域研究推進事業国立民族学博物館拠点「中東地域における文化資源の現代的変容と個人空間の再世界化」

2016年5月1日 - 2018年3月31日その他
語られる性、現代カイロにおける女性の公的関心事としてのセックスと生殖補助医療

2014年12月2日 - 2014年12月2日その他

共同研究・競争的資金等の研究課題

中東北アフリカ地域における遺産形成の批判的研究ー移動の視点から

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2024年4月 - 2028年3月

鳥山純子
2011年革命後エジプト都市部における「ろくでなし」社会研究

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究 2020年4月 - 2024年3月

鳥山純子
イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2020年4月 - 2024年3月

長澤榮治, 村上薫, 岡戸真幸, 森千香子, 後藤絵美, 鳥山純子, 森田豊子, 黒木英充, 岩崎えり奈, 小野仁美, 服部美奈, 岡真理, 山崎和美, 嶺崎寛子, 鷹木恵子, 高橋圭, 細谷幸子, 竹村和朗, 幸加木文
ポスト・アラブの春時代における中東ムスリムのグローバル移動と社会関係の複合的再編

日本学術振興会科学研究費助成事業国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)) 2019年10月 - 2024年3月

齋藤剛, 鳥山純子, 大坪玲子
感情労働の地域・階級間比較にみる「近代家族」、フェミニズム思想の越境性とその限界

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2018年4月 - 2022年3月

中沢葉子, 奥田伸子, 鳥山純子, 吉村真美
イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2016年4月 - 2020年3月

長澤榮治, 村上薫, 松永典子, 後藤絵美, 鳥山純子, 森田豊子, 黒木英充, 岩崎えり奈, 服部美奈, 岡真理, 臼杵陽, 山岸智子, 嶺崎寛子, 鷹木恵子, 小林寧子, 竹村和朗
現代中東のインターナショナルスクールにおけるジェンダー実践―中東的近代の国際比較

日本学術振興会科学研究費助成事業特別研究員奨励費 2015年4月 - 2018年3月

鳥山純子
女性の美容整形をめぐる現代カイロのセクシュアリティ論争

日本学術振興会科学研究費助成事業特別研究員奨励費 2007年 - 2008年

鳥山純子