荻沼 政之
オギヌマ マサユキ (Masayuki Oginuma)
更新日: 05/08
基本情報
- 所属
- 国立研究開発法人 理化学研究所 生命機能科学研究センター 時間発生生物学理研ECLチーム チームリーダー
- 学位
-
博士(理学)(総合研究大学院大学)
- 連絡先
- masayuki.oginumariken.jp
- J-GLOBAL ID
- 201801000858019514
- researchmap会員ID
- 7000024715
- 外部リンク
生命は、驚くべき「時の設計図」を持っています。受精から始まり、体ができるまでの過程である胚発生は、厳密なスケジュールに従って進行し、この時間の管理は、遺伝子に組み込まれた時計機構によって行われていると考えられています。しかし、その具体的な分子メカニズムは、ほとんど解明されていません。ターコイズキリフィッシュ(N. furzeri)はアフリカ原産の卵生メダカで、雨季のみに出現する池に生息します。そのため、乾季の間は生きたままの状態で胚発生を停止し、長期間にわたって休眠状態になります。私たちは、時計が止まった状態においても悠々と生きるターコイズキリフィッシュの休眠現象に着目することで、胚の時間を制御する分子機構を見つけ出し、その機構を他の生物にも応用することで、未知の「時の設計図」の分子実態を明らかにすることを目指します。
経歴
6-
2020年7月 - 2024年4月
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2018年4月 - 2020年6月
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2015年10月 - 2018年3月
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2009年10月 - 2015年9月
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2008年4月 - 2009年9月
学歴
3-
2005年4月 - 2008年3月
-
2003年4月 - 2005年3月
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1999年4月 - 2003年3月
受賞
4-
2020年3月
-
2019年2月
-
2008年9月
論文
20-
Nature communications 14(1) 7194-7194 2023年11月8日
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Scientific reports 12(1) 11628-11628 2022年7月8日 査読有り筆頭著者
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Genetics in Medicine 23(6) 1050-1057 2021年6月 査読有り
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Scientific Reports 10(1) 17575-17575 2020年12月1日 査読有り
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Nature 584(7819) 98-101 2020年8月6日 査読有り筆頭著者
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Developmental Cell 48(3) 396-405.e3 2019年2月11日 査読有り
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eLife 7 2018年5月15日 査読有り筆頭著者
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Development (Cambridge) 145(6) 2018年3月 査読有り
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Developmental Cell 40(4) 342-353.e10 2017年2月27日 査読有り筆頭著者
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Nature Biotechnology 33(9) 962-969 2015年9月10日 査読有り
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Genome Research 23(2) 292-299 2013年2月 査読有り
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Developmental Biology 342(2) 134-145 2010年6月 査読有り
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Development 137(9) 1515-1522 2010年5月1日 査読有り筆頭著者
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Mechanisms of Development 126(10) 791-803 2009年10月 査読有り
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Development 135(15) 2555-2562 2008年8月 査読有り筆頭著者
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Mechanisms of Development 125(5-6) 432-440 2008年5月 査読有り筆頭著者
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Development 135(21) 3511-3519 2008年 査読有り
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Development 134(8) 1561-1569 2007年4月 査読有り
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Genesis 45(2) 90-100 2007年2月 査読有り
MISC
10-
DEVELOPMENT 145(6) UNSP dev157339 2018年
-
DEVELOPMENT 145(6) UNSP dev157339 2018年
-
DEVELOPMENTAL CELL 40(4) 342-353 2017年2月
-
DEVELOPMENTAL CELL 40(4) 342-353 2017年2月
-
NATURE BIOTECHNOLOGY 33(9) 962-U207 2015年9月
-
NATURE BIOTECHNOLOGY 33(9) 962-U207 2015年9月
-
Genome Research 23(2) 292-299 2013年2月
-
Genome research 23(2) 292-9 2013年2月
書籍等出版物
5-
実験医学、クローズアップ実験法 2022年12月
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生物物理 2021年12月
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生化学、みにれびゅう 2021年
-
2020年11月
-
株)ニューサイエンス社 2020年9月
講演・口頭発表等
54-
第59回日本臨床分子医学会学術集会スポンサードセミナー3 2024年4月13日 招待有り
-
2024 JST-EMBO matchmaking workshop programme 2024年3月13日 招待有り
-
ExCELLSセミナー 2024年2月2日 招待有り
-
第 1 回 多細胞休止を研究する会 2024年1月16日 招待有り
-
第46回日本分子生物学会年会 2023年12月8日 招待有り
-
第46回日本分子生物学会年会 2023年12月6日 招待有り
-
第96回日本生化学会大会 2023年11月1日 招待有り
-
第29回小型魚類研究会 2023年9月
-
第31回日本運動生理学会大会 2023年8月 招待有り
-
細胞コミュニケーション研究会 2023年7月
-
学術変革領域B「pH応答生物学の創成」主催、沖縄ミーティング 2023年6月
-
日本生理学会 第100回記念大会 2023年3月15日 招待有り
-
RIKEN BDR Symposium 2023 Transitions in Biological Systems 2023年3月8日 招待有り
-
新学術領域「マルチモードオートファジー」 第4回班会議 2022年12月10日 招待有り
-
第45回 日本分子生物学会年会、ワークショップ:個体レベルの生命科学の創発 2022年12月1日 招待有り
-
第45回 日本分子生物学会年会、ワークショップ「生物の時間を知る・止める・操る」 2022年12月1日 招待有り
-
量子生命科学先端フォーラム 2022冬の研究会 2022年11月26日 招待有り
-
第45回 日本分子生物学会年会 2022年11月
-
学術変革領域B:pH応答生物学の創成公開シンポジウム「pH/CO2が支える地球上の生命」 2022年10月 招待有り
共同研究・競争的資金等の研究課題
8-
JST 創発的研究支援事業 2021年4月 - 2027年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B) 2023年4月 - 2026年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 2022年4月 - 2024年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型) 2021年4月 - 2023年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 学術変革領域研究(B) 学術変革領域研究(B) 2020年10月 - 2023年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型) 2020年4月 - 2022年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C) 2019年4月 - 2022年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型) 2019年4月 - 2021年3月
学術貢献活動
1メディア報道
2-
日刊工業新聞 2020年7月
-
上毛新聞 2020年6月
社会貢献活動
3