基本情報

所属
国立研究開発法人 理化学研究所 生命機能科学研究センター 時間発生生物学理研ECLチーム チームリーダー
学位
博士(理学)(総合研究大学院大学)

連絡先
masayuki.oginumariken.jp
J-GLOBAL ID
201801000858019514
researchmap会員ID
7000024715

外部リンク

生命は、驚くべき「時の設計図」を持っています。受精から始まり、体ができるまでの過程である胚発生は、厳密なスケジュールに従って進行し、この時間の管理は、遺伝子に組み込まれた時計機構によって行われていると考えられています。しかし、その具体的な分子メカニズムは、ほとんど解明されていません。ターコイズキリフィッシュ(N. furzeri)はアフリカ原産の卵生メダカで、雨季のみに出現する池に生息します。そのため、乾季の間は生きたままの状態で胚発生を停止し、長期間にわたって休眠状態になります。私たちは、時計が止まった状態においても悠々と生きるターコイズキリフィッシュの休眠現象に着目することで、胚の時間を制御する分子機構を見つけ出し、その機構を他の生物にも応用することで、未知の「時の設計図」の分子実態を明らかにすることを目指します。


研究キーワード

  4

論文

  20

MISC

  10

書籍等出版物

  5

講演・口頭発表等

  54

共同研究・競争的資金等の研究課題

  8

学術貢献活動

  1

社会貢献活動

  3

メディア報道

  2