MISC

2018年8月

スガマデクスによりアナフィラキシーショックを発症した妊婦症例

麻酔
  • 戸田 光
  • ,
  • 石渡 美和子
  • ,
  • 不聞 一貴
  • ,
  • 佐藤 克彦
  • ,
  • 小坂 康晴
  • ,
  • 堀内 辰男
  • ,
  • 高澤 知規
  • ,
  • 岡本 浩嗣

67
8
開始ページ
847
終了ページ
850
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
克誠堂出版(株)

症例は35歳女性で、妊娠13週で腹腔鏡下卵巣嚢腫摘除術が予定された。硬膜外麻酔併用全身麻酔を行い、大きな循環変動なく手術を終了したが、自発呼吸を認めないため、スガマデスクを投与した。2分後に良好な覚醒を確認して抜管したが、直後から強い呼吸困難を訴えた。酸素飽和度90%、収縮期血圧70mmHg台まで低下した。エフェドリン、フェニレフリンを投与したが脈波消失・血圧測定不能であり、気管挿管しドパミン、ノルアドレナリン投与を開始した。スガマデスク投与40分後に全身に紅斑が出現したことからアナフィラキシーショックと診断し、アドレナリンを筋注し集中治療室に移動した。18時間後、母体の呼吸・循環とも安定したため抜管したが、胎児は翌日死亡した。4ヵ月後に好塩基球活性化試験にてスガマデスク陽性所見が得られ、アナフィラキシーショックの原因としてスガマデスクが強く疑われた。

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2018&ichushi_jid=J01397&link_issn=&doc_id=20180730110011&doc_link_id=40021644329&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F40021644329&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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ID情報
  • ISSN : 0021-4892
  • 医中誌Web ID : 2018287031

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