2019年6月
急性期脳卒中患者における上肢機能評価を用いた麻痺した利き手で箸操作が自立できる予測因子の検討
作業療法
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- 巻
- 38
- 号
- 3
- 開始ページ
- 277
- 終了ページ
- 284
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (一社)日本作業療法士協会
急性期脳卒中患者に上肢機能評価を用いて、麻痺した利き手で箸操作自立を予測する因子を調べた。初期評価は発症から6.4±1.4日に握力、ピンチ力、10秒テスト、Fugl-Meyer Assessment for Upper Extremity、簡易上肢機能検査(以下、STEF)、Motor Activity Logを実施した。退院前(発症から17.3±4.6日)に箸操作の自立度を評価し、予測因子を求めた。予測因子にSTEFが抽出され、カットオフ値は50点であった。STEFが箸操作自立の予測因子に抽出されたことで、箸操作が自立するためには物品操作の速度が必要であることが示唆された。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 0289-4920
- 医中誌Web ID : T626430003