2011年 - 2013年 膵癌高危険群の解明と早期診断法の開発 資金種別 競争的資金 治癒可能な膵癌の診断には高危険群の解明と早期診断法の開発が不可欠である。膵嚢胞や膵管拡張を伴う症例に対してERCP膵液細胞診を実施することにより根治可能な上皮内膵癌が診断可能であった。膵嚢胞を伴う症例の経過観察によって膵癌が高頻度に検出され,膵嚢胞群は膵癌の高危険群であることが明らかになった。経過観察群の絞り込みを行うために超高危険群の解明が望まれる。