2018年4月 - 2021年3月
実践的看護臨床薬理学教育モデル(iRrug)に基づいた医療安全アプローチ
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 担当区分
- 連携研究者
- 資金種別
- 競争的資金
看護師に対する実践的臨床薬理学教育の新たなコンセプトである「intergrated Drug(iDrug)」の与薬エラー減少に対する有効性を明らかにし、広く普及可能なロールモデルを確立することにある。そのために、宮崎大学医学部附属病院において、看護学科・薬剤部・医療安全管理部・医療人育成支援センター看護教育部門が連携して、iDurugを実施し、その効果を以下の3項目で評価する。(1)インシデントレポートにおける与薬エラーの発生件数とリスク度に関してiDurgの実施前後で比較検討する。(2)看護師と患者へのアンケートにより有効性を評価する。(3)処方ミスの疑似モデル実験において、与薬を担当する看護師の処方ミスの発見率と発見に要する時間についてiDrug実施の有無により比較検討する。これらの評価を通して、iDrug活用ガイドラインを作成し、施設を超えた普及・実用化に向けた基盤を作る。