2012年9月25日
頚椎椎弓形成術手術創に対するダーマボンド^【○!R】HVの使用経験
整形外科と災害外科
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- 巻
- 61
- 号
- 3
- 開始ページ
- 506
- 終了ページ
- 508
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.5035/nishiseisai.61.506
- 出版者・発行元
- 西日本整形・災害外科学会
現在我々は脊椎手術創に対して皮膚表面接着剤であるダーマボンド®HV(2-octyl cyanoacrylate)を使用している.今回頚椎椎弓形成術症例に対しこれまで行っていた縫合法との比較検討を行った.2010年に当科で頚椎椎弓形成術を施行し術後3か月以上経過観察できた45症例(ダーマボンド使用22例,不使用23例)を対象とした.性別は男性37例,女性8例であった.以上の症例に対し手術時間,腹臥位の時間,術中出血,包交回数,ドレーン抜去及びガーゼオフまでの期間について調査した.ダーマボンドへの変更による有害事象の増加は認められなかった.包交回数は減少しガーゼオフまでの期間も有意に短縮出来た.ダーマボンドを使用することで手術創管理に関し良好な結果を得ることが出来た.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.5035/nishiseisai.61.506
- ISSN : 0037-1033
- CiNii Articles ID : 10031013300
- CiNii Books ID : AN00126582