講演・口頭発表等

2019年

北茨城市における乳がん検診受診理由の検討

第9回日本プライマリ・ケア連合学会学術集会
  • 梅山, 翔平
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  • 前野, 貴美
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  • 横谷, 省治
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  • 後藤, 亮平
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  • 鈴木, 英雄
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  • 前野, 哲博

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(一般)

【背景及び目的】茨城県最北部の北茨城市ではがん検診率が県内最下位クラスであり、がんによる死亡率の高さが問題となっている。その対策の一つとして総合診療医が市内の小中学生にがんの予防や検診の重要性に関する出前教育を行っている。本研究では北茨城市の今後のがん検診受診率の向上を目指したアプローチを検討する為に、検診受診者の受診動機、がん教育を受けた子や孫からの影響について調査した。
【方法】2017年9月~12月に北茨城市民病院での乳がん検診受診者を対象とし、無記名自記式調査を行った。調査項目として年齢、乳がん検診受診歴、検診受診理由、同居又は市内在住の小学生~高校生の子や孫の有無と学年、がん教育に関して子や孫から話を聞いたことがあるかを尋ねた。同市では2016年9月から2017年1月にかけて市内全ての小学6年生(11校361人)、中学3 年生(5校386人)にがん教育を行った。
【結果】配布数67、回答数55、回答率82%であった。がん検診受診理