共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

不明熱症例に対する 全国の多施設共同による前向き症例登録研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
16K09257
体系的課題番号
JP16K09257
配分額
(総額)
4,680,000円
(直接経費)
3,600,000円
(間接経費)
1,080,000円

本邦で初めて不明熱のについて前向き多施設共同研究を行った。
16施設から古典的不明熱と診断された141名を登録し6ヵ月後に調査を行った。最も多い年齢層は65-79歳であった。原因疾患では非感染性炎症性疾患が最多だった。6ヶ月の調査期間後も、21.3%の患者では原因不明であった。不明熱の原因と年齢・予後とは有意な関係があった。 また、最終的にも原因が不明な患者では、赤沈の検査の実施率が高かった(p = 0.041)。
赤沈、CRPなどの炎症マーカーと、原因疾患、予後との関連を解析し、その臨床的意義を明らかにした。不明熱患者の診療において真に想起すべき疾患、選択するべき検査を明らかになった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K09257/16K09257seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K09257
ID情報
  • 課題番号 : 16K09257
  • 体系的課題番号 : JP16K09257