共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

浸水の実観測データに基づいた自律的な避難経路予測の実現とその情報提供

日本学術振興会  科学研究費助成事業

資金種別
競争的資金

本研究は、災害死の最大の原因である水害の減災を目的として、浸水被害の実観測データを用いた避難経路の自律的な予測を目指す。浸水の継続的なモニタリングが行われていない従来では、安全な避難経路がわからず避難中の死者が数多く発生してきた。そこで、浸水の実観測データの実施およびその分析結果から危険箇所の予測と安全性の高い避難経路の自律的な選定手法を提案する。
最終年度となる平成29年度は、モニタリング、浸水推定手法、避難経路選定システムの高精度化を実施した。レーダ降水強度を取り入れた浸水モニタリングシステムを開発し、既往の浸水時モニタリングデータおよび平成28年度までに収集したモニタリングデータを用いてその精度評価を行った。浸水推定手法の高度化として、豪雨時、浸水発生時に危険箇所を推定する手法を開発するとともに降雨予測に基づいた経路推定提示を行うシステムを開発した。さらにモニタリングの対象地域を拡大し、地