2021年4月 - 2025年3月
周産期医療におけるDVスクリーニングと支援のスケールアップを目指した実装研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
ドメスティック・バイオレンス(DV)は、親密な関係における暴力・虐待であり、女性と子どもの健康に多大な影響を及ぼす。近年、COVID-19感染拡大下において、DVの相談件数が1.6倍となり、外出自粛下のDVの増加・重症化が世界的な問題となっている。特に周産期は、脆弱性が強く、ガイドラインにおいてもDVスクリーニングと早期介入が推奨されている。しかしながら、普及していない現状がある。
本研究は、周産期医療において、DVスクリーニングと支援の実装と普及を目指し、実装戦略を検討し、適切性、忠実性、実行可能性といった実装アウトカムの評価を行うことである。2021年度は、実装戦略を検討するために、DVスクリーニングと支援の導入・継続の阻害・促進因子を探索するために、スコーピングレビュを行った。文献検索で用いたデータベースは、Psych INFO、PubMed、CINAHLであった。検索結果は、合計5370件(内訳:PsychINFO998件、PubMed2331件、CINAHL2041件)であり、第一次スクリーニングにてIncluded484件(重複にて除外1544件、Excluded3342件)、第二次スクリーニング現在終了数188件である。抽出した文献は、統合フレームワーク(consolidated framework for implementation research)の枠組みで分類している。阻害・促進因子を明らかにし、それを基盤に、今後実装戦略を検討していく。
本研究は、周産期医療において、DVスクリーニングと支援の実装と普及を目指し、実装戦略を検討し、適切性、忠実性、実行可能性といった実装アウトカムの評価を行うことである。2021年度は、実装戦略を検討するために、DVスクリーニングと支援の導入・継続の阻害・促進因子を探索するために、スコーピングレビュを行った。文献検索で用いたデータベースは、Psych INFO、PubMed、CINAHLであった。検索結果は、合計5370件(内訳:PsychINFO998件、PubMed2331件、CINAHL2041件)であり、第一次スクリーニングにてIncluded484件(重複にて除外1544件、Excluded3342件)、第二次スクリーニング現在終了数188件である。抽出した文献は、統合フレームワーク(consolidated framework for implementation research)の枠組みで分類している。阻害・促進因子を明らかにし、それを基盤に、今後実装戦略を検討していく。
- ID情報
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- 課題番号 : 21H03257
- 体系的課題番号 : JP21H03257