2019年12月
臨床研究医をとり巻く状況 8年間の進展と残された課題 京都大学臨床研究者養成コース修了生の調査から
Gノート
- 巻
- 6
- 号
- 8
- 開始ページ
- 1295
- 終了ページ
- 1302
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)羊土社
目的:京都大学臨床研究者養成コース修了生の現況と課題を明らかにする。方法:コース修了生を対象に、2016年に質問紙調査を行った。2007年の調査と比較も行った。結果:大学・研究所でポストを得る者が新たに現れた。病院勤務者では2007年と比べ、相談できる研究協力者がいない者の割合は下回ったが、研究時間、統計解析、論文化、研究費確保等に困る者の割合は上回った。また2016年にこれらに困る者の割合は、病院勤務者が大学・研究所勤務者を上回った。考察:臨床研究医の状況は、この8年で新たなステージに進んだ可能性がある。臨床研究医の研究時間や研究費確保、論文化支援等がさらなる臨床研究実施に必要である。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 2188-3033
- ISBN : 9784758123426
- 医中誌Web ID : 2020102575