2009年 - 2010年
母語が異なる他者への説明効果に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
本研究は,母語が異なる者同士が協同で学び合う場面を対象とし,日本人大学生が外国人留学生に向けて説明する場合,どのようなことに心がけ,お互いの理解を深めていくかについて検討した。その結果,母語が異なる者同士の協調学習場面において双方の理解を深めるためは,理解確認を行うこと,否定的フィードバックを行っても良いという相手への配慮を行うこと,外化物を利用した説明を繰り返し行うことがそれぞれ重要であることが分かった。
- ID情報
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- 課題番号 : 21820027
- 体系的課題番号 : JP21820027