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  • 2020年10月 - 2020年10月
    AAAS EurekAlert! The Global Souce for Science News
  • 2020年9月 - 2020年9月
    東京医科歯科大学の大杉勇人医員と片桐さやか講師らは、歯科治療でレーザーを使って骨を削ると削った部分の治りが早くなる仕組みを解明した。レーザー照射すると、レーザー照射すると骨形成を抑えるたんぱく質が減っていた。早骨の治療へ応用できるとみている。歯科治療で歯や骨を削るやり方には、回転するドリルのような器具やレーザー照射をする方法がある。ドリルのような器具で削るより、レーザーを使う方が早いことは経験的に知られていたが、仕組みが分かっていなかった。研究グループはインプラント治療や歯周病で溶けた骨の治療に使うレーザーが、骨の形成を早くする仕組みを突き止めた。ラットの頭の骨を機械で削ったときと、レーザーで削ったときを比べると、骨の形成を抑えるたんぱく質が減っていた。このたんぱく質が阻害され、骨の形成や強度の増加につながったという。遺伝子解析をしたところ、機械よりもレーザーで骨を削った方が炎症に関連する遺伝子も抑えられた。炎症が抑えられたのも、治りが早くなる要因の一つとみている。抜歯後に予防的にレーザーを当て、抜いた部分の治りを早めることもできる可能性があるという。