2007年8月 - 2012年3月
『トマトバイオリソース拠点整備』ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)(文部科学省)
かずさDNA研究所 出資金による受託研究
- 担当区分
- 研究代表者
- 資金種別
- 競争的資金
トマトはナス科植物及び果実発達研究のモデル植物です。一方、トマトは産業利用を目指した開発研究の対象としても重要です。これら基礎研究及び開発研究における重要性から国際コンソーシアム方式のトマトゲノム解読が実施されています。今後、この結果を有効活用するには我が国独自のトマトリソース整備が急務です。本事業では、筑波大学が中核機関、かずさディー・エヌ・エー研究所がサブ機関となりトマトリソース整備を実施します。筑波大学は個体レベルのトマトリソース整備を担当し、(1)モデルトマト系統マイクロトムのEMS及びガンマー線変異誘発系統の保存・増殖・配布・利用促進、(2)トマト組換え体及び実験系統の収集・増殖・保存・配布、(3)保存するトマトリソースのデータベースを整備します。かずさディー・エヌ・エー研究所はDNAレベルでのリソース整備を担当し、(1)トマト完全長cDNAクローンの維持・配布・データベース整備・利用促進、(2)トマトプロモーター配列クローンおよびcDNAクローンの収集を行います。