中性子を利用した可視化・計測技術; 産業利用・異分野連携の推進について
潤滑油研究会
- 開催年月日
- 2009年7月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東京
- 国・地域
- 日本
原子力機構が混相流の可視化と計測技術の一つとして開発を進めてきた中性子イメージング技術に関して、特に高速度法について原理から最新の応用例までまとめて紹介する。中性子イメージングは、特にエンジンなどアルミニウム合金製の複雑形状の容器内でのオイルなど軽元素で構成される流体の可視化と計測を得意とする技術であり、潤滑油利用分野での活用が期待されている。本研究会では、沸騰流とエンジン内潤滑オイルの高速度可視例を中心として、高速スキャン中性子4DCTによる可視化例,マルチビーム中性子4DCTによる可視化例も示し、原理と個々の実験の概要を紹介する。