2020年9月 - 2022年3月
戦前期日本における子どもの権利をめぐる法空間
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
本研究の成果は次の3点である。第一に、近年の子ども社会学の動向を踏まえて子ども法史研究の方法を提言した。第二に、1933年児童虐待防止法成立の法的背景として、往時において親権の性質・目的がどのようなものと認識されていたかを分析した。第三に、戦前期の体罰観の様相とその背後にある論理について検討した。第一および第二について論文1本の成果を得た。第三についても公表の準備を進めている。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K22054
- 体系的番号 : JP20K22054